復活祭、卒業式と終業式、そしてダバオ遠足を終え、これにて2017年度は晴れて終了!
こどもたちの「里帰り」の始まりです!
いろいろな事情を抱えて、実家や親戚の家でずっと暮らすことはできないこどもたちですが、
将来のことを考えれば、親族との絆を深めておくことはとても大事なことです。
そんなわけで、ずっと一緒は無理でも、せめて長期休暇中はなるべく親族と過ごせるように
親族や福祉局、近所の人と話をして調整をしてあるんです。
まずはリッキーBをお祖母さんのところへ連れて行きました。
世界遺産になった山、ハミギタンのふもとに住んでいるんですが、周りには店の一軒もありません。
そのかわり、家のそばには川があります。これはリッキーBにはもってこいの環境ですね!

お次はジョイジョイとアルバート。歳の離れたお姉さんの家で夏休みを過ごせることになりました。
水場までが遠いのが難点ですが、毎日の水くみでさらにたくましくなって帰ってくるでしょう。

ちなみに同じ家に、姉であるクリスティーンも住んでいるんですが、なんと!お腹が大きくなってます!
聞けば、もう7ヶ月だそうで。おめでとう、クリスティーン!
相手の男は6月に卒業を控えた農学部の学生で、現在は別の町で実習中。
卒業の頃にちょうどこどもが生まれて、一緒に暮らし始めることになりそうです。しっかり見守りたいと思います。

さてお次はリサメイたち。お母さんが居候している親戚の家にみんなでご厄介になることになりました。
少々手狭ではありますが、HOJ仕込みでよくお手伝いをするこの子たちは、親戚の家でも評判がいいそうです。
HOJで少々厳しく育てている甲斐がありますね。

そして、ジュリアンとジェレミーはお母さんのいる実家へ。
去年生まれた妹もずいぶん大きくなりました。
この家はいつ行っても子犬と子猫がいるので、経済的には貧しくとも、なんとものどかな雰囲気です。

家の状況によって何週間里帰りできるかは変わってきます。
こどもたちが親族と過ごす貴重な時間が、なるべく幸せなものであるように、みなさんお祈りくださいね!