HOJでの暮らしは、日本から見ると「毎日キャンプ」みたいな感じだとよく言われます。
その一番の理由はやはり、薪で料理をしているからでしょうね。
今日は朝からフェルナンが薪割りをお手伝い。
足が自由に動かなかった頃から「この仕事なら僕もできる!」ということで
長年お手伝いしていただけあって、なかなかの鉈さばきですよ。
今日も休みだったジャンデルも、割った薪を集め、運ぶ作業をお手伝い。
大きい子がやってることを真似しながら、小さい子は仕事を覚えていきます。
たまたま学校が休みになって、スタッフと一緒に働く時間は、
スタッフとこどもの交流の時間としても素敵なものになります。
特に急ぐでもなく、たっぷりおしゃべりしながら大人とこどもが一緒に作業をするのは
実は一番の教育手段なのではないかと思います。
こうやって割った薪で毎日料理をして、こどもたちは食事をしています。
ガスや炊飯器がないわけじゃありませんが、
将来、HOJを出た後にこどもたちがガスや電気や水道が完備された暮らしをできる保証はありません。
こどものうちから慣れておくのはとても大切なことなんです。
学校に通わせるのも大事ですが、それ以外の教育も大事にしていきたいと思います。