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    漁村でマスクを配りました

    HOJでマスクを作って必要な人に配るプロジェクト、地元の人たちにも感謝されながら順調に進んでいます。
    マスク作りを始めてから10日間で、200枚を警察、村役場、保険センターをはじめ、近所の方々に提供しました。
    さらに余力があるので、HOJまで取り来れない漁村の人たちにも配りに行くことにしました。
    一戸一戸の家もめぐって、世帯ごとに2~3枚のマスクを配ります。1時間かけて30軒近くを回り、70枚のマスクを配りました

    『マスクなしで外出するな』って言われたけど、市場に行かないとマスク買えないじゃない?
    ああ、これでやっと買い物に行けるわ。ありがとね!」と、とっても感謝されました。いやあ、やってよかったです。

    同時に健康状態や経済状況を聞くのも重要なミッションです。
    外出条件は大枠は市役所が決めていますが、地区ごとに結構な裁量権があるらしく、
    HOJ周辺はそこまで厳格でもないんですが、この村はかなり厳しく制限を課していて、なんと、漁に出るのも禁止だそうで。

    うーん、海で感染する可能性ってゼロに近いと思うんですけどねえ。

    さすがにそれじゃあみんな生活に困ってるんじゃないか?と思ったら、それがそうでもないようでして、
    漁に出ずにおとなしくしていれば、村役場から救援物資の米や缶詰がもらえるので、当面は困っていないそうです。
    そういえばみんな表情も明るいですし、なにより、村中を鶏やアヒルたちがのんきに歩き回ってます
    非常食用に変われている動物たちが元気なうちは、とりあえず心配はいらないでしょう。(笑)

    家から出ちゃダメ!と言われているこどもたちも、明るい笑顔で楽しく過ごしていました。
    もともとのんびりした村ですが、「せっかくだからみんなでのんびり過ごそうぜ」と、開き直ってさらにのんびり暮らしている感じです。
    まあ、ティーンエイジャーたちはそこまで達観できないので、外出しては見つかって補導され、
    中には逮捕されて留置所に一晩入れられた、なんて話も聞きましたけどね。

    救援物資が届いているうちは、こののんびりムードが続きそうですが、村の財源にも限界があります。
    幸い、サンイシドロ市の「感染疑いのある人」は先週50人近くいたのが、今日の時点で10人まで減っています
    これがゼロになれば、市内での活動制限は大幅に解除され、漁にも出れるようになるでしょう。
    アヒルたちが食べられる前に、漁が解禁されることを祈ります。


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