• 04
    07
    海から山までマスク配り

    今日からダバオオリエンタル州全域の警戒レベルが引き上げられ、
    ダバオなどからの移動が「制限」ではなく「禁止」になりました。(物流関係や医療関係は除く)
    そのことが数日前から通達されていたことと、復活祭が近いこともあって、ここ数日でダバオからの里帰りが殺到
    ダバオから来た人は全員「感染疑いのある人」とカウントされるため、数字が一気に跳ね上がってます。
    どこの国、地域でも人間の行動はあまり変わりませんね…。

    ただ、いいニュースもあって、ダバオオリエンタル州で感染が確定した人はこれまでに3人ほどいるんですが、
    昨日を持って全員完治し、検査結果も陰性となり、晴れてダバオオリエンタルの感染者はゼロとなりました。
    あとは新たなる感染者が現れないことを祈るのみです。

    さて、HOJで作っているマスク、前回の漁村に引き続き、今日はさらに町のあちこちに届けに行きました
    まずはHOJともゆかりの深い、ウラワビーチの隣のモスレムの集落、カリガランです。
    ここも漁村なんですが、前の漁村と違って、ちゃんとライセンスを持った漁師には漁が認められているそうです。
    違法な漁(コンプレッサーを使った潜水漁、ダイナマイト漁、細かい網での漁)をせず、
    まっとうな業者にだけ卸している正直な漁師が、結果として得をした形です。これを機に、みんな違法漁はやめてくれるといいですね。

    マスクをもらいに集まる女性たち。
    ヒジャブつけたままマスクの付け外しするの難しいのよねー。耳出すかぶり方は慣れてないし…」と、
    なるほど、そういう悩みもあるのかと気づかされました。
    耳にかけるのではなく、頭の後ろで留めるようなマスクを作るのもいいかもしれませんね。

    それから午後は一転して山の方の地域へ。道も舗装されておらず、比較的貧しい世帯が多いのが目に見えて分かります。
    ただ、野菜や果物、鶏には事欠かないからか、それほどこの外出禁止令で困っている様子は感じませんでした。

    それでもやっぱりマスクの需要は大きいです。「マスクがないと野菜や薪を売りに行けない」というのが一番の理由で、
    他にも「息子がおなか痛いっていうから保健センターに連れて行こうと思ったんだけどマスクがなくて…」なんて話もありました。
    需要のあるところに届けられてよかったです。

    今日1日で200枚ほどを配ったので、マスク作りを始めてからのこの3週間で、約500枚のマスクを提供することができました
    毎日マスクを縫ってくれているHOJのスタッフと、女の子たちに感謝です。
    まだまだマスクの需要は高そうなので、今後もこの活動は続けていきたいと思います。みなさん応援よろしくお願いしますね!


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