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    時刻も日にちも気にせず暮らしていた時代

    アイダさんによるお勉強タイム。今日の授業は「時計とカレンダー」です。
    フィリピンではこれらにまつわる言葉は全部スペイン語です。
    17世紀に植民地にされるまではフィリピンの人たちは時刻も日にちも気にせずに暮らしていたってことです。
    ちょっと羨ましいような…。(笑)

    アシスタント役のジェレミーが小テストを作成中。
    ジャンデルとジャンジャンは余裕で答えてましたが、マイケルはやはり数字が関わるものは苦手な様子。
    学校の勉強はともかく、このあたりは生活上も必要な知識なので、なんとか覚えさせたいですね。

    さて、私が連載しているフィリピン文化紹介のコラム「フィリピンのおばけ」第二弾が公開されました。
    今回は森の巨人カプレと、赤子を喰らう半身魔女マナナンガルを紹介しました。

    フィリピンでは「中絶」は宗教的にも文化的にもタブーなんですが、実際は裏で行われてきた現実があります。
    その隙間を埋めるのが、このマナナンガルなのではないか、というのが私の説です。
    こっそり中絶した人がそれをマナナンガルのせいにした、というわけです。

    現代の日本で生まれ育つと、宗教や妖怪を文字通り信じるのは難しいかと思いますが、
    それらをデタラメだと断じるのではなく、「なぜこの話は生まれたのだろう」「なぜ人々はそれを今でも信じるのだろう」と
    想いを馳せることから、異文化理解は始まると思います。
    同じ視点で日本の風習や妖怪についても改めて考えてみると面白いですよ!


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