さあ、いよいよ始まりました、自宅学習!
フィリピンは「学校はワクチンができるまで開校しない」と大統領が早々に宣言してしまったために
学校からもらってきた自習教材を月~木でやって、金曜日に提出するというシステムで
今年度は乗り切ることになったわけです。さあ、果たしてどうなるでしょう?
今日は手始めにまず英語から。みんな真面目に机に向かってますね。かなり珍しい光景かも?(笑)
「やばい、これ、さっぱり分かんないんだけど?」とあまりの難しさに笑ってしまっているジェイエム。
どれどれ?と覗いてみたら、確かにこれは難しい!
中学校二年生に「conspicuous」とか「loquacious」なんていう
口語では絶対に使わないような単語を学ばせる意味はあるんでしょうか?
全国の公立校で同じ教材を使っているとのことですが、うーん、これは…。
その点、小学校の方はもっと実践的で、ジャンジャンたちの英語教材は
「銀行口座でお金を引き出せるようになるために、引き出し用紙に記入してみよう!」というもの。
フィリピンでは「英語ができないから事務手続きができない」人がものすごく割を食っているので、
これはとても的確な、すばらしい教材だと思いました。
ただ、英語の自習教材は説明書きも全部英語なので、そっちが理解できない子には全部がチンプンカンプンです。
今日はエレンジョイとジェプリルがつきっきりで指導して、やっとなんとかなっていましたが、
それもネットで分からない単語を調べられれば、という前提つきです。
スタッフがいて、ネットもあって、学校にも近くて、先生とスタッフも知り合いで…という、
超絶に好条件がそろっているHOJでさえ、これで学習を続けるのはかなり難しいな、という感じです。
まあ、まだ始めたばかりなので、もうちょっと実験的に続けてみますけどね。
明日は「算数」なので、さらに大変そうです。うーん、がんばるぞ!