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    満月と締切とこどもたち

    締切に追われていた昨日ですが、そんなタイミングでこどもたちが
    「コヤシン!満月だよ!」と呼びに来ました。「今忙しい!」と言おうとして、ふと、
    自分って何のために働いてるんだっけ?と思いなおし、作業の手を止めて外に出ました。
    月が煌々と輝いていて、月に照らされたこどもたちの顔も輝いていました。

    「コヤシン!天体望遠鏡!早く!」と急かされ、望遠鏡を持ってくると、
    ジェレミーがテキパキと設定をはじめました。おお、すっかり天体マニアだな。

    天体望遠鏡を覗くときの最大のルールは「望遠鏡本体には絶対に触らないこと」。
    背が届かないジャンデルはジェプリルが抱え上げてのぞかせてやるんですが、
    安定しないこの体勢で、望遠鏡本体に触らずにレンズをのぞき込むのはなかなか至難の技です。
    「ジャンデル、見えたか?早くしろ!腕疲れた!」と大騒ぎしながら楽しく観測です。

    「月の横に何かチカチカ色が変わる星があるよ?なにこれ、UFO?」とジャンジャンが言いだしました。
    なんだそりゃ?と見てみると、確かに赤、緑、白と色が変わって見える星が左下に見えました。
    こんな時間のこの方角に、こんな星、あったっけ?

    昔から愛用しているフリーの天体観測ソフトを使って星の正体を調べたら、
    位置的にはどうやらぎょしゃ座のカペラのようです。冬の第六角形の一角ですね。
    地平線に近い位置だと星は大気による光の屈折率の関係で、色がまたたいて見えるんですよ。

    こどもたちと月と星を見ながら「やっぱり優先順位は間違っちゃいかんな」と改めて思いました。
    そもそも自分は何のためにその仕事をしているのかを、思い出させてくれた月とこどもたちに感謝です。
    あ、その後、さらなる集中力で仕事は無事に締切までに終わりましたのでご心配なくー!(笑)


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