カカオ農園から戻ってきたチョコ兄さんが
「カカオポッドに模様とかって彫れませんかね?」と言ってきました。
カカオポッドというのは、カカオの実の、殻の部分のことで、
乾燥するとヤシの殻みたいに固くなるので、前から何かに使えないかな?と話していたんです。
竹サックスの模様を彫る要領でやってみたら、微妙にまだ柔らかい殻だったので、
果肉のようなものが、飛び散る飛び散る!
気持ちは元気な私も40過ぎてからは老眼気味で、こういう細かい作業の時は
近視用の眼鏡をはずすんですが、飛び散る果肉が顔や目にビシビシ当たります。
うーん、どうしよう…と思った時に目についたのが、銀行に入る時に必須のフェイスシールド!
そうだ、これを使えば無敵じゃないか!
実際、使ってみるとこれがなかなかにいい具合。
順調に彫り進めていたら、また何か変なことやってるー、とジャンジャンが見に来ました。
こどもの好奇心を刺激できる大人であれて何よりです。
そして完成!何の下書きもせずに思いつきで彫った割にはなかなかの出来です。
やっぱり模様とか彫る作業は楽しいなあ。
竹より柔らかくて彫りやすいのでこの電動リューターっていう工具の入門編に、こどもにやらせてみるのもいいかもしれません。
これから、これを乾かしてどうなるか?、という実験と、
乾いてから彫るのとどっちがいいか?という検証を行います。
今はただ捨てているカカオポッドに、何か価値が見いだせればいいですね。こうご期待!