今日は青森の中学校とZOOMで交流学習を行いました。
向こうの生徒さんたちが準備したプレゼンを聴きながら日本文化、青森文化について学びます。
日本には四季があって、春、夏、秋、冬…と写真が紹介され、雪の写真が出たらこどもたちが大はしゃぎ。
「え?そんなに雪が珍しい?建物の外は雪だらけだよ、ほら?」とその場の雪を見せてもらったら、
もうこどもたちは大興奮。
「すごい!」「本物?」「冷たいの?」「アイスみたい!」「食べれるの?」と大騒ぎしていたら、
ノリのいい生徒さんが雪の塊を持ってきて、カメラの前で食べる姿を見せてくれました。
「本当に食べれるんだ!」「食べてみたい!」「日本はアイス食べ放題なのか!」と大盛り上がりでしたよ。
その後も生徒さんたちは日本文化としての折り紙、青森の特産品、ねぶた祭などについて
英語でプレゼンしてくれたんですが、こどもたちの食いつくところが
「折り紙の『カブト』ってサムライのやつだよね?でもサムライのカタナは何でも切れるんだよね?カブトはどうなの?」とか、
「そっちの中学校の女子の制服かわいい!え?夏と冬で二種類あるの?うらやましい!こっちは一年中同じで退屈!」とか、
「ウニの身がこんなに詰まってるの初めて見た!なにこれ、本当にウニ?獲り方こっちと同じ?どんな味?」と、
おそらく向こうの生徒さんたちがプレゼンしようとしていたテーマとはズレまくってて、リアルでした。
でも、私も長らく国際交流に関わる仕事をしてましたが、異文化交流って、えてしてこういうものだったりするんですよ。
「いかにも『文化』って感じの伝統的なもの」より「自分たちには当たり前だけど相手には意外なもの」のほうが、
断然興味がわくし、話も広がるんです。
きっと青森の生徒さんたちにも「へえ、そんなところに興味を持つのか…」と勉強になったことと思います。
この経験から、自分がいつも当たり前だと思っているものについて、ちょっと別の視点で考えてみるきっかけになれば幸いです。
青森東中学校のみなさん、ありがとうございました!