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    ダバオオリエンタルのコロナ感染状況

    2月に入りましたので、またこちらのコロナ感染状況をお伝えします。
    半年くらいに渡って、新規感染者数が10人以下で、治るスピードと均衡して
    全体の感染者数は30人程度、という状態が続いていましたが、
    1月後半から感染が一気に増え、多い日には1日で30人以上の感染が見つかる日もあるようになり、
    感染者数は一気に180人にまで増えました。
    おそらくはクリスマス、年末年始の人の移動とパーティーが原因でしょう。
    雨が多く、この地域にしては涼しい日々が続いていたことも影響しているかもしれません。
    ちょっと全体に油断しすぎた感じですね…。

    ダバオ近辺の様子を見るとこんな感じです。どの地域も感染が拡大しています。
    ダバオオリエンタルは1月上旬には15000人に1人だったのが、今では2500人に1人の割合
    幸いダバオオリエンタルの中でも地域によって感染の度合いには差があり、
    HOJのある町、サンイシドロではさほど感染は広がっていません
    幹線道路からはずれているのが功を奏しているのでしょう。交通の便が悪いことが吉と出ています。

    これらの状況を受け、他の地域との行き来が厳しく制限されることになりました
    エッセンシャルワーカー以外は「公的な手続き」「ダバオで学ぶ大学生」「空港への送迎」
    「2親等以内の葬儀」ということが証明できないと、ダバオには行けなくなりました。

    さらに移動情報をQRコードで追跡するという、大都市ではすでに行われていた施策がここにも導入され、
    ネットで手続きしたらこんなのが送られてきました。
    外出時は必ず携帯し、求められたら必ず提示しなければならないとのことで、
    これによって、クラスター対策ができるようになるわけです。

    とはいえ、「ネットで手続きする」っていうのができる人は限られてますし、
    検問をする側もQRコードを読み取って、中央のデータにアクセスするにはネット環境が必須なので、
    2週間前に始まったこのQRコードですが、私の他に持ってる人はあんまり周りにいませんし、
    銀行や市場に行っても提示を求められたことはまだありません。
    なんとなく、現地の事情に合わない施策を背伸びしてやってしまった感があります。

    ただ、やみくもに何でも禁止する、というのではなく
    「水際戦略」と「クラスター追跡」には注力するけど他の生活や娯楽にはあまりとやかく言わない、というのは、正解な気がします。
    厳しすぎるルールは結局誰も守らないので意味がないんですよね。
    だったら、このくらいで持ちこたえつつ、ワクチンの到着を待つ、というほうが現実的です。
    とにもかくにも健康第一!運動と食事と睡眠に気を付けて、この危機を乗り切りたいと思います。


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