HOJのクリスマスには4つの大きな喜びがあります。
1つ目が卒業生との再会。2つ目がキャロリング。3つ目がプレゼント。
そして4つ目、最後のひとつが、「里帰り」です!
去年は感染対策でできませんでしたが、今年はめでたくできることに。
みんな親族へのお土産を山のように準備して、いざ、出発です!
アルバートは山の上に住む姉夫婦の家へ。
昔、姉のクリスティンと初めてアルバートを迎えに行った時、
「あと5分」と10回くらい言われながら40分くらいかけて登った斜面を久々に上りました。
アルバート、電気なし生活だけどキャンプだと思って年末年始、楽しんで!
リッキー、ロスジェーン、リセルはお母さんが居候している親族の家へ。
米、缶詰、古着を大量に準備して戻ってきたこどもたちには叔母さんも大喜び!
甥っ子姪っ子もとっても嬉しそうで、見ていてこっちも嬉しくなりました。
ジェレミー、ジュリアンはヤシ農園の中にあるお母さんの家へ。
経済状況が思わしくないのか、家は以前よりボロボロになっており、
壁が壊れて布とシートが壁代わりになってる状態でした。
ジュリアンがお手伝いして貯めたお金で資材を買って直したい、と言ってます。
ジェレミー、釣りばっかしてないでちゃんと手伝えよー!
そしてクイニー、マイカ、ランランは昔住んでいた海辺の家へ。
おばあちゃんの手つだいのために実家暮らしをしているジンジンとも再会です。
海岸線から10mと離れていないこの家は、満潮時には軒下まで浸水します。
そのせいか、建物全体の劣化が激しく、家が目視で分かるくらいに傾いてました。
キャロリングの山分け金で木材を買って直したい、とランランが言ってます。
みんな、喜びすぎて家の中で飛び跳ねるなよ!
HOJにいたほうが、電気もあり、親族に気も遣う必要もなく、安心できる建物の中で
お腹いっぱい食べて暮らすことができるんですが、
それでもやっぱり、こどもたちはこうやって親族と過ごす時間を心の底から欲しています。
せめて1週間だけでも、そんなこどもたちの想いに、親族たちも応えて欲しいと思います。
みんな、1週間後に会おう!よいお年を!