新型コロナの現状レポートです。まずダバオオリエンタル地域ですが、
予想通り、ものすごい勢いで感染者数は増えています。
明らかに年末年始の自由行動と、オミクロン株流入が重なった結果でしょう。
ですが、ここ数日の投稿からも分かる通り、普段の生活は平穏そのもの、
規制もさほど厳しくないですし、人々に危機感はまったくありません。
感染確認されたうちのほとんどの無症状あるいは軽症で、死者もほぼ出ていない、という
データがそうさせている、というよりは、単にみんな「コロナ対策に飽きた」感じです。
いやー、たまたまオミクロン株の毒性が低かったのが幸いしている感じです。

近隣の地方も軒並み同じような感染状況です。
オミクロン株が入ってきてからはダバオに行くのもひかえているので
現在の町の様子などは直接は分かりませんが、友人の投稿などを見る限りでは
やはりそこまで深刻な感じでもなさそうです。

この楽天的なムードは、フィリピン全土のデータを見るとなんとなく納得できます。
年末年始に増え始め、爆発的に感染者数が増えたマニラで、1月中旬以降、感染者数がまたすごい勢いで減っているからです。
また、これだけ感染者数が増えたのにも関わらず、新規死者数は去年の感染が抑えられていた頃より少ないくらいです。
これはオミクロン株が先に流行した南アフリカなどでも見られた傾向で、
「ね?やっぱりオミクロン株はそんなに怖くないでしょ?」という説を後押ししています。
おかげで2月10日からは観光客の受け入れも再開しますしね。

この楽観ムード、うがった見方をすれば、フィリピンは5月に大統領選を控えており、
これに向けた「選挙活動」というお祭り騒ぎを、どうしても止めたくないのだという意図が
為政者側にもマスメディアにも人々にもあって、「都合よく現実を解釈したい」バイアスが働いているようにも感じます。
もちろん「よくなったほうがいい」のは間違いないので、希望は持ちつつも、
「都合よく現実を解釈したい」欲望からは、常にフラットでいたいですね。