昨日が長く続いた祭りの最終日!
1ヶ月前から毎日練習の爆音が聞こえて来ていた小学生たちによるダンスパフォーマンスが行われました。
音楽も衣装も振付もすごく凝っていて、とても完成度が高くて驚きました。

観客が多くて私はいい場所を撮れなかったので、壇上にいたお偉いさんからの流用ですが、
動画もご覧ください。演奏もダンスもかなりのクオリティですよ!
正直、他の東南アジアの国に比べるとフィリピンは「エスニックの足りない国」でした。
ずっと植民地化され、文化を奪われ、「エスニックなものは遅れていてカッコ悪い」という意識を植え付けられたため、
民族音楽、民族衣装、民族舞踊がいまいち発展していないんです。特に私たちの住む地域はそうでした。

でも、そんな町にもようやく、「エスニックなものはカッコいい」という意識が出てきたようで、
10年くらい前から、こういう「エスニックっぽい文化を再創造する」という気概が見えるようになりました。
これを「私たちの文化だ!」と言っていいのかという気もしますが、考えてみれば現在「ヘブライ文化」や
「ケルト文化」と呼ばれているものだって、20世紀に入ってから再創造した部分が大きいですし、
もっと言えば現在の「ヨーロッパ文化」だって、ルネッサンス期に再創造したものが下地になってるんですよね。

少なくとも、がんばってダンスを練習して、うまくいった!と喜んでいるこの子たちは、
この文化に誇りを持ち、これを継承、発展していこうと思うようになるでしょう。
そうやって100年も経てば、それはレッキとした「私たちの文化」です。
この町のエスニックルネッサンスを、全力で応援したいと思います。