年明け早々、私がダバオで教師をしていた頃の教え子たちがHOJに遊びに来てくれました。
1人はミンダナオ国際大学の一期生、もう1人は日系人会小学校に日本から転校してきた子です。
おお、ひさしぶり!
2人はHOJを経由して半島の先にある「ランカビーチ」という所に行くというので、2人を送りがてら、
前から航空写真で見ると白い砂浜があるっぽいので、気にはなっていた んですよ。
HOJから車を飛ばして1時間ちょっとでたどりついたビーチがこちら!ちゃんと白い砂浜ですよ!
ただ、海は太平洋側なので波が強い上に、ものすごく遠浅なのでサーフィンにもダビングにも向きません。
海を見つめてのんびりするには最高のロケーションです。
「私、こどもの頃にフィリピンに親の都合で引っ越してきて、正直、なんだココって思ってたんですよね。
現地語も覚える気なかったんですよ。でもそんな時に先生に出会って、
日本人が、『フィリピン超楽しいよ!楽しみなよ!』って感じでビサイヤ語でしゃべってるの見て、
すっごい衝撃受けたんですよ。で、現地語も覚えようって思って、フィリピンも好きになって、私今こんな感じなんですよ。
あの時先生に会ってなかったら、私、フィリピンを下に見るような『残念なハーフ』になってたと思います。」
海を見ながら昔話に花を咲かせているときに、今もダバオで暮らしている元教え子がそんな話をしてくれて、
思わず泣きそうになりました。私にとってはこれ以上ない誉め言葉です。
これからも「こどもの前で楽しそうに暮らす」ことを実践していきたいと思います。