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    毎日よくお手伝いするこどもたち

    今日はHDDの写真整理を兼ねて、お手伝いするこどもたちの様子を紹介します。
    まずは早朝の炊事当番。他の子よりも早く起きて、薪で火をおこしてご飯を炊く大事な役割です。
    フィリピンの朝ごはんのおかずは缶詰や干し魚などを使った簡単な料理であることが多く、
    「外国人」の私はおかずを作る手間より、朝の主食をパンにする方がより簡略化できるんじゃない?と思うんですが、
    一日三食米を食べないと絶対に納得しないのがフィリピンの人です
    北欧とかに出稼ぎに行ってる人ってどうしてるんでしょうね?(笑)

    ごはんを炊くのに使う薪も、当番制で割ってます。
    ヤシの枝は枯れると自然に落ちて来るので、それを拾い集めればちょうどいい薪になるんですよ。
    HOJでは8歳くらいからこの作業を手伝いはじめ、10歳になるころには戦力として数えられるようになります。
    日本の常識からすると「危ないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、
    私が働くようになって以来、この作業で大きなけがをした子は1人もいません。
    ちゃんと指導して、真面目にやってれば大丈夫なんですよ。

    洗濯もこどもたちの仕事です。あ、これはお手伝いというよりも、自分のぶんは自分でやる、という感じですが。
    一応洗濯機もあるんですが、こどもたちには基本的には手洗いをするように指導しています。
    HOJを卒業した後に、洗濯機のある暮らしができる可能性はかなり低いですからね。
    他の作業に比べてこどもたちの間でも「面倒くさい、やりたくないこと」とされているため、
    よく「宿題写させてあげるから洗濯やって」とか「代わりに洗濯するから借りて壊したボールペンの件は勘弁して」
    みたいな恩の貸し借りがよく行われています。(笑)

    そしてトイレ掃除。これは日本だと「罰」のイメージが強いですが、意外と人気だったりします
    他の作業に比べて実はそんなにハードじゃないこと、水を使うのはなんとなく楽しいこと、
    いかにもお手伝いした感をアピールできること、結果が目に見えて分かることなどがその理由でしょうか。
    そういえば私も小中学校時代、トイレの掃除、別にそんなに嫌いじゃなかったなあ…。

    「こどもたちが楽しく暮らしている姿を紹介する」ことがこのブログの方針なので
    どうしても遊んでいる写真ばかりをアップしてますが、実はHOJのこどもたち、めちゃくちゃよく働いてます。
    他にも「草むしり」「花の水やり」「ごみ処理」「調理」「犬の世話」などを、しっかりやってくれてます。
    真面目に働くことを正当に褒めて、サボることを適度に叱って育てていきたいと思います。


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