ビジターさん総入れ替えで、またにぎやかになっています!
私が毎年行くたびにめちゃくちゃお世話になっている明治大学の岸先生、明星大学の今野先生が
学生たちと一緒に来てくれました。今日はさっそくハイスクールに見学に行き、大歓待を受けましたよ。
昔はわりと気軽に「明日ビジター連れて授業見学に行くね!」「了解!」みたいな感じで先生とやりとりをして、
学校見学させてもらえたんですが、コロナ以降、ルールがものすごく厳しくなりまして、
隣町の役所にある教育省に許可をとらないと、公立学校の見学はさせてもらえないんですよ。
そんなわけで、高校見学は本当に久々です。
生徒たちも「初めて学校に外国人が来た」ということで大はしゃぎ。すばらしい交流ができました。
ダンスが得意な学生が生徒たちと一緒に踊ったり、楽器の弾ける学生がギターを弾ける生徒と合奏したり、
書道が得意な学生が担任の先生の名前を漢字で書いてあげたりと、特技を生かして大盛り上がり。
この「自分の趣味や特技が海外で役に立つ」って経験、すごく大事なんですよ。
私も学生時代、これが絵と音楽を本格的にやるモティベーションになりましたからね。
午前中だけの訪問だったんですが、それでは交流に飽き足らなかった生徒たちがいっぱいいたらしく、
ジャンデルがクラスメイトの女子たちを引き連れてやってきました。すばらしい!
よくよく考えれば、児童養護施設に住んでる子って、それを引け目に感じちゃったりするものだと思うんですよ。
クラスメイトたちも、どんなところに住んでるのか興味はあっても、微妙に気を遣ったりしちゃうと思うんです。
でも、今日みたいに「日本人のビジターに会いに行く」という大義名分が、その壁を飛び越えるジャンプ台になるんです。
私はこれを、ものすごく素晴らしいことだと思います。
隣町で申請したりといった事務手続きは面倒ですが、今後もときどき高校とは交流していきたいと思います。