ビバリーのサンダルがもともと壊れ気味だったんですが、
「HOJに来る前から身につけていたもの」って本人にとっては大事なんですよ。
なので、何度か修理してやって使っていたんですが、さすがに限界が来たので、一緒に市場に買いに行きました。
ですがここで問題発生!ビバリーが最初に「これがいい!」と選んだキティちゃん(偽物)のサンダルは
サイズがタイトで、今はいいけど来月にはもう履けないかも、というくらいキツキツだったんです。
それで「これがちょうどいいんじゃないか?」と店のおじさんが出して来たのが、
頑丈そうではあるけれど、女の子が喜ぶとは思えない灰色のナイキ(偽物)のサンダルです。
「好きな方を選んでいいぞ」と言ったんですが、
「大人が勧めてきたものを断って好きな方を選ぶ」なんて経験をほとんどしてこないで育った子は、やっぱり断れないんですよ。
それで、ビバリーはナイキのほうを選んだんですが、明らかにちょっと残念そうな顔をしていました。
このまま終わるのは嫌だな、どうしようかな、と思っていた時になんと!
店のおじさんが「じゃあ、こっちのサンダルはオマケだ!持って行きな」と、キティちゃんのサンダルをプレゼントしてくれたんです!
マジですか?いいんですか?次回からも絶対この店で買い物するよ、おじさん。ありがとう!!
そんなわけで、新しいサンダルが一気にふたつも手に入って超大喜びのビバリー。
指示してないのに「部屋のそうじは私がするね!」と言って、私の部屋の掃除をはじめました。
まあ、子猫に妨害されてぜんぜんはかどりませんでしたけどね。(笑)
新しいサンダルでさっそく「ケンケンパ」みたいな遊びをしてました。
前の古いサンダルは鼻緒がグラグラで、片足でジャンプするみたいなことはできませんでしたからね。
ちなみに古いサンダルは、竹琴の演奏用に使うことにしました。
ほどよくすり減ったこども用のサンダルが、サイズ的にも重量的にも一番使いやすいんですよ。本当に。
さあ、ビバリー、キラキラ星は覚えたから、次はハッピーバースデーを練習するぞ!