今日は私たちの住んでる町、サンイシドロの祭りの日です。
というのも今日は農業の守護聖者「聖イシドロ」の祝日でして。
農業にはあまり適さない、石だらけ(バトバト)の町に、この聖者の名をつけたのは願掛けでしょうか。
チョコ兄さんも1月の収穫は大雨で、今回の収穫は逆に日照りで大打撃を受けていると言ってます。
一次産業に関わる地域ほど宗教が身近というのはさもありなん、という感じですね。
祭りということで教会では大きなパーティーが開かれ、食事も振舞われたようなんですが、
そのゴミをその辺に捨てていく人の多いこと!
HOJの周りがあっという間にゴミだらけになったので、こどもたちがしっかり掃除しました。
祭りで無礼講な気持ちになるのは分かりますが、近所迷惑も考えて欲しいものです。
お手伝いを終わらせて、遊びの時間。
昨日は子猫に場を荒らされたのでダーウィンが猫に敏感になってます。
大丈夫、そいつはもう爺さんだからルーレットには気にも留めないよ。(笑)
日が陰ってきたので外でチャンバラごっこ!
ドレミパイプという楽器になる棒を使って遊んでまして、
叩いてもそんなに痛くない上に、クリーンヒットすると「ポンッ!」といい音が鳴るので
めちゃくちゃ楽しいんですよ。
フィリピンの村祭り、本当に伝統的な昔ながら風習があまり残っておらず、
単に料理を振舞って集まって大騒ぎするだけ、になってしまっているのがちょっと残念です。
裸の男たちが木の棒を奪い合うとか、馬に乗って坂を駆け上るとか、丸太に乗って斜面を滑り降りるといった
「奇習」ってあんまりこの辺りには残ってないんですよね。
そう考えると、日本ってすごくエキゾチックな国な気がします。 みなさん、伝統文化を大切に!