長年ハウスオブジョイで飼っていた猫、パンコが天寿を全うして旅立ちました。
子猫の時にダバオから拾われてきたパンコは、こどもたちやビジターさんたちに可愛がられ、
すくすくと成長していきました。
立派な雄猫になると早速HOJのネズミを一掃し、近所の猫たちに一目置かれるボス猫になりました。
人間のそばで昼寝をするのが好きで、ジェレミー、アビゲル、アルジェ、イージェイと、
歴代の末っ子たちも、みんなパンコと一緒にお昼寝していました。
フィリピンの猫としては異例の長生きでしたが、さすがに寄る年波には勝てず、
最近は食事の量も減っていました。そして私の誕生日の夜、しばらく私の膝で寝た後に、
スッと立ち上がって出ていき、そのまま帰って来なくなりました。
この日までは一緒にいてやるか、と思っていてくれたのかもしれません。ありがとよ、パンコ。
長年飼った猫がいなくなる、というのは結構つらいものですが、
さすがはパンコ、近所中に子種をバラまいていたようなので、町を歩くとそこいらじゅうに
パンコそっくりな猫たちに会えるので、そこまで寂しくはありません。
生き物としてもパンコは大したやつでした。
パンコを可愛がってくれたみなさん、ありがとうございました。