ジャンジャンとクレッツが「コヤシン!レゲエってどうやって演奏するの?」と聞いて来ました。
なんだ唐突に?と思ったら、学校の音楽の課題で
「有名な曲のレゲエバージョンをグループで披露する」というのがあるそうでして。
なんだその楽しい課題は?(笑)

実はここ数年、フィリピンの若者たちの間で、レゲエミュージックが流行りつつありまして。
そもそも「ちょっと貧しい感じの南国」とは非常に相性がいいので、好意的に見ていたんですが、
まさか学校の宿題になるほどとは…。(動画は地元で人気のレゲエバンド)
そこまでレゲエには詳しくないんですが、「リズムは裏を取って、テンポはゆるめにして…」と、
理論的な説明をしようとしてから、いや、これは実際にやったほうが早いな、ということで、
実際に楽器をいじりながら、コツを教えていきます。

ジャンジャンはわりとすぐにノリをつかんだんですが、クレッツがどうにも真面目過ぎて
「ゆるめに裏のリズムをとる」という感覚がつかめないようだったので、
「もっと怠惰な感じで!酒に酔っぱらった感じで!」と、
飲めないくせにビール瓶片手に演技しながら歌って見せたら、ようやく雰囲気が掴めた様子。
うーん、何を教えてるんだ、私は?(笑)

そもそも私自身、レゲエのことをよくわかってないんですが
「よくわかってないと演奏できない」というのは私の音楽に対するスタンスに反するので、
ここは敢えて敷居を下げるべく、面白おかしく一緒に演奏を楽しみました。
「上手になる前にしか出ない良さ」をぜひご覧ください!(笑)
発表はいつかと聞いたら、なんと明後日の金曜日!間に合うわけがない!(笑)
でも、このリズムと楽しい雰囲気だけでも学校で披露できれば、人気者間違いなしでしょう。
これを機会に「バンドやりたい!」とか言いだすことに期待したいと思います。