ダバオで会社をやっている私の友人たちが遊びに来てくれて、
豚の丸焼きをこどもたちにふるまってくれました。
友達が遠くから遊びに来るのって最高だよね、というのは孔子も言っていたくらいですから、
人類普遍の喜びですよね。ありがとう!

彼らは20年前、私がまだダバオの町で日本語教師をしていた頃の仲間たちで、
「せっかく日本語を学んだ優秀な若者の働く場所がこの町にはない。もったいない。
そうだ、自分たちで会社を創めて、卒業生を雇えるようにしよう!」と始めた会社が、
その後、どんどん業績を伸ばし、今では何十人という優秀な若者が働く立派な会社になっています。
私が作画したあの漫画も、彼らの会社がプロデュースしているんですよ。

日本からのインターン生もたくさん受け入れていて、今回はその若者たちも連れてきてくれました。
奇しくも、今ハウスオブジョイでボランティアしてくれているハルさんと同じ大学の後輩たちです。
なので当然、フィリピン語はペラペラ。いやー、頼もしい次世代が育っていてうれしいです。

一緒に遊んでもらって大喜びのレイネル。
思えば、彼がHOJに来て以来、初めての若い男性ビジターなので、
こういう風に一緒に遊んでもらうのは初めてなのかもしれません。よかったな、レイネル!

遊んでいたら空に虹が出たんですが…え?この虹、途中で二手に分かれてませんか?
写真ではあまり上手に映らなかったんですが、Yの字を横に倒したように枝分かれして、
黄色や緑は上へ、赤や紫は下へと続いているように見えました。こんなことってありうるんですかね?
いやー、レアなものを見ちゃいました。

ハウスオブジョイでは、虹は「天国から烏山さんが見守ってくれているとき」の合図です。
イージェイが「僕のママも一緒に見てるんだね!」と言ったら、ほかの子たちも
「うちの父さんも」「私のおばあちゃんも」「ぼくの両親も」と、
それぞれの大事な人を思い出したようでした。
みんなに見守られて、こどもたちがすくすく育っていけますように!