ちょっとフライング気味にメリー・クリスマス!
HOJでは毎年恒例の「キャロリング」です。
もともとは中世の時代、修道女たちがクリスマスに聖歌を歌って貧しい人たちや
孤児院の子たちのために寄付金を集めていたということから始まったこの文化、
フィリピンではなぜか「誰でもやっていい」ことになっていて、
なんの練習もせずに騒音をかき鳴らして小銭をせびる風習になっているんですが(笑)、
ウチはちゃんと練習して、先方にもちゃんと前もって予告して行くことにしています。

厚かましい文化ではありますが、発祥の歴史を考えても、ウチにはやる正当な権利があるはず!(笑)

敷地内に滞在中のアキオさんから、隣の教会の神父さん、近所のみなさん、
行きつけの売店や八百屋さん、そして町一番の大金持ちの家などを回って演奏してきました。

今年はジャンジャン、ジャンデルがピアニカでメロディーを担当、
ダーウィンとクレッツにギターを任せてみました。
ギターはややおぼつかない部分もありましたが、ジャンジャンたちの安定の演奏のおかげで、
なんとなくそれっぽくはなりました。(笑)

最後はアイダさんのお姉さんと、その親族が集まるパーティー会場へ押しかけ、
「今日、落とした財布が見つかったんだよ。なくしたつもりでいたから、中のお金は全部あげる!」
という、ものすごい寄付もありまして、今年は過去最高額の2万ペソが集まりました!すごい!

集まったお金はキャロリングに参加した人数で割って、こどもたちの里帰りの資金にします。
地元の方々に私達ハウスオブジョイの活動が信頼されていることをダイレクトに感じられる、
素晴らしい時間でした!