今日は「休日なんだかそうじゃないんだかよく分からない謎の日」でした。
2月25日は昔、独裁者マルコス大統領にたいして民衆が革命を成功させた記念日です。
ですが、フィリピンでは記念日だからといって休日かというとそういうわけでもない日が多く、
直前になって大統領が「この日は記念日だから休日!」と宣言することによって休日になるのが
例年のパターンです。毎年同じことをやってるんだから、最初から休日にすればいいんですが、
どうやらこれが大統領の人気取りになるらしく、長年この習慣は続いてきました。
(今日の写真は本文とあんまり関係ないです)

ですが今回、なんと大統領が直前になって「記念日だけど休日ではない」と宣言したんですよ。
任期満了でどうせ次の選挙には出れないので人気取りする必要がないからなのか、
考えてみれば現在の大統領は、昔追い出されたマルコスの息子なので、
「父親が追い出された日を祝日にしたくない」という思いなのか、
急に休みになると雇用者側はスタッフに休日手当を出さなければならないので、
産業界からやめてくれ、という話があってそれに応じたのか、
理由はいろいろ噂として飛び交ってますが、実際にはよく分かりません。

これに対する民衆の怒りは思った以上で、「休みだと思ってたのに!」
「え?今日仕事なの?もう約束いれちゃってるんだけど?」
「休日手当を当てにしてたのに…」と、怨嗟の声があふれています。まあ、そりゃそうですよね。

HOJのこどもたちは、授業がある子とない子で半々くらいでした。
「隣のクラスはやってたけど、うちのクラスは先生がいなかった」とか
「僕を含めて3人しか来てなかったから帰っていいって言われた」みたいな感じです。うーん…。

そもそも独裁者マルコスの息子が大統領なのもどうなんだ、というツッコミはさておき、
これはもう、制度上の欠陥以外のなにものでもないと思います。
今日のこの全国的な混乱が、「休日はあらかじめ制定する」という、まっとうな制度を
作る方向にはたらいてくれるといいな、と思います。