今日は、ダバオの「ゴミ山」にあるこども園の卒園式でした。
9人のこどもたちが無事にこのこども園を卒園!おめでとう!

実はここで着ている服もほとんどが山から拾ってきたものなんだそうですが、
この日を目指して、お父さんが一生懸命探して、お母さんが一生懸命洗って、繕って
準備してくれたものなのでしょう。そう考えると、なんとも素敵な卒園式です。

一応この集落にも村会議員さんみたいな人がいて、今日はその方も同席していました。
なんでもこの村には、ゴミ拾いで貴金属などを見つけて、それを元手にして
軽トラックを買ってゴミ集めの元締めになることによってステップアップして金持ちになる、
という成功ルートが存在するんだそうで。
いいものを見つけた時にギャンブルや酒で使いきってしまう人と、それを元手にビジネスをする人で
大きく差が出るようです。なるほど…。

相変わらず圧巻のゴミ山の光景。最近は3週間くらいほとんど雨が降っていないため、
カラッカラなんですが、手前の方に、たくましくゴミの上に生えている草があるな、と思ったら、
なんと地元の人が植えたカボチャでした。「え?これ植えたの?実がなるの?食べれるの?」と聞いたら
「普通に食べれる。おいしいよ」との返答。
「生物濃縮」なんて知識があると大丈夫なのか?と思っちゃいますが、どうなんでしょうね?

ここで暮らす人たちの明るい笑顔、たくましい生命力に触れるたびに、単に彼らを
「ゴミ山の周りで暮らすかわいそうな人」という目で見てはいけないな、と思うのですが、
それと同時に、「やっぱりこれはおかしい」と思う自分もいます。
多くの人にこの場所を知ってもらって、一緒にどうすればいいか、考えてほしいと思います。