入院中のジェレミーですが、すっかり快方に向かっており、熱も下がり、「早く帰りたい~」と言ってます。
ただ、「日曜日なので血液検査の係の人がいない」ということで、まだ病院にいます。
明日の朝一番で検査を受けて、退院手続きをしようと思います。みなさん、お祈りいただきありがとうございました。
さて、とはいえ、めでたしめでたし、と言ってるわけにはいきません。デング熱は感染症なんです。
コロナのように直接人から人へ感染することはありませんが、蚊が媒介して広がる可能性があるんです。
つまり、「ジェレミーの血を吸った蚊」がHOJの敷地内にいたら大変なことになるわけです。

そこで、今日はHOJで「蚊の撃退作戦」を実施しました。
まずは煙作戦!この地域では「マンゴーの落ち葉の煙は蚊を追い払う」と信じられているんです。
科学的な真偽は定かではありませんが、マンゴーはウルシ科の植物なので、なんか効果ありそう…な気もします。

そしてお次は物理作戦!「皿に油を塗って蚊のいる場所で振り回す」という、原始的な方法で蚊を獲ります。
ちょっとショート動画でその様子をご覧ください!
この方法のいいところは「化学物質を使わないので環境にやさしい」ことと、「成果を可視化できる」ことです。
特に後者は重要で、例えば「蚊を1匹捕まえたら1ペソ!」みたいに懸賞金を掛ければ、
こどもたちが、目の色変えて、敷地内の蚊を狩りつくしてくれる、ってわけなんです。(笑)
最後に、蚊の撃退作戦の締めくくりが「排水溝の掃除」です。
水たまりがなければ蚊は子孫を増やせませんからね。

ちなみに、長らく有効な治療法やワクチンがないとされていたデング熱ですが、
日本の薬品会社さんが研究を重ねていて、ついに実用段階に来たようで、近々インドネシアで販売が始まるそうです。
目立った副反応などもないようなので、早くフィリピンでも導入されてほしいと思います。
入院しているジェレミーですが、みなさんの励ましのおかげもあってか、
今日はかなり熱も下がり、食欲も戻ってきたそうです。この調子で元気になりますように!
さて、今日はこどもたちに約束していた「復活祭の卵さがし」です。
本来なら復活祭の日曜日にやるんですけど、今年は大半の子が里帰りしていたので、
「1週間遅らせて、せっかくだからウラワビーチでやってみよう!」ということになったんですよ。
昨晩のうちにこどもたちがゆで卵をカラフルにデザインしました。
このために日本からいいペンを買ってきておいてよかった!!

そしてウラワビーチでいざ、卵さがし開始!
HOJの敷地内だとマンネリ化していて、隠し場所がだいたい類推できてしまうんですが、
ここでやるのは初めてなので、こどもたちは大苦戦!なかなか見つからず、大盛り上がりでした。

ここまで盛り上がるのには訳がありまして、いくつかの卵に懸賞金がかかってるんですよ。
今年は50ペソの卵と100ペソの卵がなかなか見つからず、
そこを鶏がヒヨコを引き連れて歩き回っているのを見て「ひょっとして生まれちゃったんじゃない?」と
チムレイが言い出して大爆笑。いやいや、そんなわけないだろ!(笑)

スタッフからヒントをもらって、30分以上かかって、ジャンデルとロスジェーンがようやくゲット!
いやー、おめでとう!ハッピーイースター!

卵さがしの様子をぜひ動画でもご覧ください。みんないい表情してますよ。
25ペソの卵は私の似顔絵つきで、リッキーBが見つけたんですが、いざ、一緒に写真を撮ろうと思ったら
なんと先につまみ食いされていて、頭のてっぺんだけちょうど殻が剥かれていて、
まさに落ち武者みたいな髪型にされてました。リッキーB、わざとやっただろ?
卵さがし、こうやって場所を変えて開催するの、面白いですね。
来年はシャロームハウスでやってみようかと思います。再来年は…ティナイタイ?はさすがに無理か。(笑)
一昨日くらいから体調が悪そうにしていたジェレミー。
なかなか良くならないので、保健センターで診療してもらったら、デング熱とのこと。
健康な若者だと3日くらい熱で苦しむだけで治ることがほとんどなんですが、
稀に重症化するケースもある、ということで、大事をとって一応、隣町の病院に入院することにしました。
長い時間かけて地元で人間関係を作ってきたので、この病院は入院費用も薬も全部無料です。
部屋もなんと、個室を用意してもらえましたよ。

フィリピンの病院では、入院時には誰かが泊りがけで付き添う必要があります。
今回はジェレミーの姉であるジュリアンがすぐに「私が行く」と言ってくれた上に、
ジュリアンが大学の用事でどうしても席をはずさなければならない時の助っ人に、
HOJを出て実家で暮らしていた、お兄ちゃんのジルマーも駆けつけてくれました。
やはり、ここぞという時に頼りになるのは兄弟・姉妹ですね。

ジルマーは、5年前に家出同然でHOJを出たので、恥ずかしがってなかなか顔を見せてくれなかったんですが、
弟が入院となれば、そんなことは言ってられないようです。
ジェレミーには申し訳ないけれど、こうやって再会できたのも、病気のおかげです。ジェレミー、ありがとう。

病状は安定しており、徐々に良くなってはいますが、あと1日か2日は様子を見た方がよさそうです。
デング熱は特に治療法もないので、病院にいたとしても、点滴くらいしかできることはないんですが、
食べれないくらい気分が悪い時もあるので、点滴は結構重要なんですよ。
みなさん、ジェレミーの快癒のためにお祈りくださいね!