井戸水が出なくなってしまったので、地中に埋まっているパイプを全部引っ張り出して修繕です。
パーツの一部が折れてパイプの中に詰まっていた模様。
いやー、ジェプリルとジェイエム、こんなことまで手伝えるまでに成長してるのは嬉しいですね。

うちの井戸はこの、6mくらいのパイプが4本つながって地中に刺さっている状態なんです。
なんの重機なども使わずにこんな井戸が作れる田舎の技術ってすごいですよね。

2日がかりの作業で井戸復活!ただ、最初の1時間はサビと泥が混じったような、こんな茶色い水なんです。
「コヤシン、この井戸、お茶が出るよ!」と楽しげなジェレミー。
私がいつも飲んでるお茶は君たちには泥水に見えてるのか。(笑)

30分くらい水を出し続ければ透明な水が出る、と言うので、こどもたちが交代でひたすらポンピング!
なんだかゼンマイ仕掛けのおもちゃみたいでかわいいジャンジャンをご覧ください!
HOJに水道がないわけではありませんが、うちを巣立った後にこどもたちが水道のある暮らしをできる保証はありません。
将来、社会に出た時に困らないように、こういう生活に慣れ、こういう生活を楽しめるように
こどもたちを強く育てていきたいと思います。
さて、3月に入ったのでコロナ状況の報告です。
1月中旬から2月上旬にかけて、クリスマスと年末年始の人の移動が祟って
一気に感染者が増え、一時はどうなることかと思いましたが、
特に規制が厳しくなったわけでもないのに2月中旬から一気に感染者数は下がりました。
雨が多い涼しい時期が終わり、また暑くなってきたことも影響しているのかもしれません。
本当にここが高温多湿でよかったな、と思います。

ダバオは相変わらずそこそこの感染が広がっており、規制も厳しく酒類の販売や移動の制限が行われていますが、
ダバオから離れた田舎のエリアは、去年の9月~12月の小康状態に戻った感じです。

では、実際の人々の暮らしはどうかと言うと、みんなたくましく生きています。
出稼ぎに行っていた人が戻ってきて、貯めたお金を一気に使ってビジネスを始める例が多く、
HOJの近所はちょっとした小売店の開店ラッシュです。

しかも、みんな隣町や都市に買い物に行くのも難しいため、消費活動が地元で行われるようになり、
新規オープンした店はどこも、思った以上に繁盛しており「あれ?なんかこの町、景気良くない?」という感じです。
いつかはこの国は出稼ぎに依存した経済から脱却しなければならない、と思ってましたが、
まさかコロナがそのきっかけになるとは…。この国が今後どうなっていくかの、試金石として、
新規オープンした店が半年後、1年後にどうなっていくかを見守りたいと思います。
市長さんを通じて、ダバオにある電子機器メーカー「サムソン」がHOJに支援をしに来てくれました。
このご時世に本当にありがたいです!

テーブルの上に準備された福袋的なプレゼントにこどもたちのテンションは上がりまくり。
「まさか全員スマホがもらえるのでは?」と、心のワクワクが止まりません。
スタッフたちも「え!サムソン?ってことは…大型テレビとかくれちゃうのかな?」と妄想がやみません。
かくいう私も「スマートテレビかネットブックだとありがたいなー」と邪心が収まりません。
いつもは長ーい市長さんのスピーチも気にならないくらい、みんな何がもらえるかに夢中です。(笑)

列に並んで福袋をもらい、さっそく中身を確認してみるジェレミー。
さあ、一体何が入っているのかな?

中身はなんと、米2kg、粉ミルク、筆記用具、石鹸などの超実用品!(笑)
コロナ下の児童養護施設に寄付する物品のラインナップとしては圧倒的に正しいんですけどね。
こどもたちのテンションの下がりっぷりに、ちょっと笑ってしまいました。

と、冗談めかして書きましたが、昨日の今日の出来事なので、こどもたちは
「これだけ米があればいっぱい貯金できるよね!?」と大満足。早くも貯金の喜びに目覚めたようです。
そうだな、大きなテレビはみんなで貯金して買おうな!