さあ、クリスマス!夜の10時から教会のミサにみんなで出ましたよ。

ロスジェーンは「キリストの生誕をみんなで祝う」という寸劇の「ナース」の役割で参加してます。
となりのジャンレは「こども」役で、さらにそのとなりのリッキーは「軍人さん」役だそうです。
うーん、言われても分からないし、キリスト誕生譚になぜそのメンバーなのか、全然よく分かりませんが、
みんなすごく神妙な面持ちで参加し、誇らしげでした。
そしてHOJに戻ってくると多目的ホールにプレゼントの山が!

「プレゼントをいっぱいもらえるんだよ」と他の子から聞いて知っているはずでも、
初めてHOJでクリスマスを迎える子たちにとっては、想像を超えたびっくり体験です。
この姉妹もものすごく喜んでいました。

プレゼントは「欲しいものを手紙に書いてサンタさんに送る」という感じで決めているんですが、
同年代の男の子たちが「おもちゃ」「トラック」「ボール」とか書いている中、
エミリーはしっかりと実用品の「傘」「レインコート」「かわいい靴」を頼んでいて、さすがだなーと思いました。
傘とレインコートの組み合わせがかわいい!雨が降るのが楽しみです。(笑)

男の子たちももらったプレゼントに大満足。ひとしきりはしゃいだ後、電池が切れたように疲れて寝ちゃいましたが、
しっかりと枕元にプレゼントを置いて寝ていました。
なんだかこの姿を見ているだけで涙がこみあげるのは私だけでしょうか?

こどもたちの喜びの姿をぜひ動画でもご覧ください!
ハウスオブジョイが最も歓びに包まれる夜でした。
こんなふうにこどもたちに楽しいクリスマスを体験させてあげられたのは、本当にみなさんのおかげです。
将来こどもたちが自分のこども時代を思い出した時、「家族とは暮らせなかったけど私は幸せだった」と確信できること。
それこそが、貧困の連鎖、不幸の連鎖を断ち切ると私たちは信じています。
今後ともがんばりますのでよろしくお願いします!
さあ、クリスマスイブですね。ハウスオブジョイでは、恒例行事のキャロリングを行いました。

キャロリングというのは、もともとはキリストの生誕を歌を歌って告げ知らせる、という文化なのですが、
フィリピンではこれが変化して、「近所の家を周って歌を歌って小遣いをせびる」文化となっています。(笑)

今年は市場を中心に、常連のパン屋さん、八百屋さん、肉屋さん、魚屋さんなどを巡りました。

日本の常識で考えると迷惑きわまりない話ですが、これが意外なことにどの家も温かく受け入れてくれて、
結構な額を包んでくれるんですよ。HOJがいかに地元で受け入れられているかを肌で感じられる瞬間です。
動画も作ったのでぜひご覧ください。みなさんのためにもこどもたちが歌ってますよ!
1時間半ほど近所を周って、集まったお金はなんと3580ペソ!歴代最高額です!
やっぱりフィリピン、景気いいんですね。

このお金はこどもたちに分けて、実家に帰るときの資金にします。
離れて暮らす兄弟やいとこにプレゼントを買ってあげられるとこどもたちも大喜びです。
さあ、これからこどもたちはちょっと休んで、夜の10時から教会に行きます。
そして戻って来てからクリスマスパーティー!ケーキにごちそうにプレゼントの、楽しい時間が待っています。
今からこどもたちの喜ぶ顔を見るのが楽しみです!
今年大統領になって強権的に麻薬犯罪取り締まりをして一躍有名になったドゥテルテさん。
大統領になってからもフィリピン国内での人気はすさまじく、支持率90%という状態ですが、
国際的にはあんまり評判がよくないようで、人権団体などからは批判が相次いでいます。

(写真はネットより転載)
そんなドゥテルテ大統領が、年末になってものすごいことを言いだしました。
「来年から国民全員に健康保険を適用する」
「来年から国公立の大学の授業料は全部無料にする」
えええええ?それ、実現したらものすごいことなんですけど。

財源はいったいどこに?と思ったら、フィリピンは経済成長が著しく、来年度の国家予算が3兆ペソ以上(約7兆円)あるとのこと。
6年前は1.5兆ペソだったので、なんとこの数年で2倍になってるんですね。驚きです。

(写真はネットより転載)
そして、そのお金が、これまでは政府による利益誘導で、各地の有力者に開発予算としてばらまかれていたんですが、
ドゥテルテ政権はこれを全部やめて、上記の健康保険と大学授業料の無料化に使うことにした、というわけです。

(イラストはネットより転載。利益誘導を英語で「Pork Barrel」といいます)
そんな、今から言い出して来年ってもう再来週だけど、間に合うわけないよね?って感じですが、その意気やよし、です。
フィリピンという国の大きな問題は「医療と教育に貧富の差がはっきりと出る」ことだとずっと思ってきていましたが、
その点に大きな改善の意思がみられるわけです。これは期待したいですね。

でも、利益誘導で得をしていた既得権益層からの反発は必至です。
ミンダナオ島は特に利益誘導が酷かったようなので、これが新たな火種となって問題が起きないか、ちょっと心配です。
今後も動向を見守りたいと思います!