私の日本語教師時代の同僚で、今でもダバオで日本語教育をしているカサハラさんが家族で遊びに来てくれています。
サンゴ礁で泳いだ後はみんなで市場で買い出しして、カレー作り!
いつもは「ピッタリ人数分のカレールー、入れる肉は薄切り肉」なのが私の作るカレーなんですが、
「人数分の倍の量のカレールー、入れる肉はゴロゴロの塊」という、ゴージャスバージョン!
やっぱりカレーのレシピは家庭の数だけあるっていうのは本当ですね。
お手伝いの合間にお父さんにスマホで動画を見せてもらうイージェイ。
何を見せてもらっているのかと覗いてみたら、「壁のペンキをムラなく塗る方法」って動画でした。
そういえばこのお父さん、インフラ設計関係のお仕事でした。(笑)
なるほど、普段からこういう動画を自分のこどもたちに見せて「英才教育」してるんですね。
時代は「子は親の背中を見て育つ」ではなく「子は親の動画履歴を見て育つ」なのかもしれません。
カレーを煮込む間、こどもたち同士で遊びます。泳いだ後なのに元気だなあ、キミたち。
そして晩ごはん!具がたっぷり入ったカレーは、すきっ腹に最高でした。ごちそうさまです!
さすがにちょっと余ったので、翌日に私が食べようと取っておいたんですが、
よく見たら、残った具が全部ニンジンでした。(笑)
この量ですから、 ニンジンを避けて肉ばかりとった犯人が、複数人いないとこうはならないはず。誰だ!?
ビジターさんたちを連れてサンゴ礁ティナイタイへ行くことになり、
もう十分大きいし、泳ぎも達者だからということで、チムレイも連れていくことにしました。
それでチムレイは1週間前から「明日だっけ?明後日?僕ティナイタイ行けるんだよね?」楽しみにしていたんですが、
あろうことか、行く直前の夜に「セーヌ川の水面の下で」というサメが大暴れする映画を見てしまいまして。(笑)
「サンゴ礁、サメいる?大丈夫かな?」と不安でいっぱいになりながら当日を迎えることになりました。
船に乗り込む時も「この船?サメに襲われても大丈夫?ひっくり返らない?」と心配して、 ライフジャケットまで着込んでいたチムレイですが、
実際到着して、船の上からでも底のサンゴ礁がクッキリ見える透明度に大興奮!
サメのことなどすっかり忘れて、「ニモだ!ニモがいる!」と大喜びで泳ぎまくっていました。
たっぷり泳いで、帰り際に船の上で「サメは怖くなかったか?」と聞いたら
「…サメ?ああ、コヤシン、あれは映画だよ?」と私のほうが怖がっていたことに現実改変されていました。(笑)
なんだか悔しいので、ホラー映画を見せてからの肝試し、でやり返してやろうかと思います。
カメラも波も透明度も絶好調!というティナイタイは久々だったので、ぜひ動画もご覧ください。
やっぱり水中カメラは10年前のモデルですが、オリンパスTG-2がベストです。
、泳ぎまくってお腹がすきました。チムレイ、今晩はたっぷり肉の入ったカレーを食べような!
昨日のカカオ農園ツアー、こどもたちの様子を中心に紹介しましたが、今日はカカオ中心で紹介します。
チョコ兄さんが自分で「僕はすごいことやってます!」って言わないタイプなので、私が代わりに言います。(笑)
チョコ兄さんのチョコレート、ものすごく先進的な実験をやってます!
チョコレート用のカカオには欠かせない「発酵」のプロセス、ここでチョコ兄さんのこだわりが光ります。
カカオの発酵は最初の3日間はアルコール発酵で、その後は「好気発酵」なんだそうで、
「好気発酵ということは、空気をちゃんと取り込めば、より好く発酵するはず!」と、
アルコール発酵が終わった後は、毎日じっくりかきまぜて、中に空気を取り込んでいるんです。
さらには、発酵中にいろんなものを加えてみることで、ユニークな味のチョコレートを作れるんじゃないかと実験しています。
これまでに挑戦したのはレモン、マンゴー、パイナップルなどのフルーツから、コーヒー、抹茶、紅茶、ワイン、ラム酒などの飲料、
そして今回はなんと、チリやクミンなどを混ぜた「スパイス発酵」に挑戦です。
カレーの隠し味にチョコレートを入れると美味しいというのはよく聞く話なので、
だったらチョコレートの隠し味にカレーを入れても美味しいんじゃないか?という逆転の発想だそうで。
これは試作品を食べてみるのが私も楽しみです!
そしてそして。発酵の後の乾燥にも工夫が凝らされています。私も大好きな「燻製チョコレート」もその一つ。
世の中に「燻製したチョコレートです!」って商品はたまに売ってるそうですが、
どれも発酵・乾燥・焙煎を済ませた後のカカオ豆を、チョコレートにする前に燻製させて作っているだけです。
ですがチョコ兄さんの燻製チョコレートは、「乾燥の際に燻製する」という独自の手法を取ってまして、
おかげで、本当に豆の奥まで香りがしみ込んでいるんですよ。
そのこだわりのおかげで、お酒に合いそうな、大人の味になってます!
昨日の動画を作ったのでご覧ください。大半は遊んでるこどもたちの映像ですが、発酵の作業の様子も映ってますよ!
チョコ兄さんのカカオ作り、真似しようと思っても、日本にいたら絶対にできないような取り組みばかりです。
まだ作れる量に限りがあるので、食べてみたい方は早い者勝ちです。
年に一度の「カカオツリーオーナー募集」にぜひ申し込んでくださいね!