今日はジェイエムの誕生日!推定6歳になりました!(本当の年齢は現在調査中です)
去年の5月にHOJに入って来たジェイエムにとって、生まれて初めての誕生日ケーキです!
おめでとう!6年分まとめてお祝いしようね!!
スタッフたちや近所の人にも素直な上にかわいいジェイエムは大人気!
顔立ちや頭の形、髪質などがなんとなくフィリピン人離れしているんですよね、この子。
スタッフたちは勝手に「アフリカ系なんだ」とか「お父さんがインド人なんだ」とか言っています。
私はどちらかというと「ブラジル系」だと思います。サッカーとか似合いそうでしょう?
入って来た当初は泣き虫で、いつも薄汚れていて、脚ができものだらけだったジェイエムが、
今ではいつもニコニコしていて、お肌もスベスベ、ツヤツヤになりました。
我ながら、「すごいじゃないか、ウチの施設は!」と思ったりします。(笑)
レナン!君も1年後にはツヤツヤになるのかな?期待してるよ!(笑)
これからも、いろいろな子を受け入れて、誕生日を祝っていけるような施設にしたいと思います。
みなさん応援よろしくお願いします!
さて、きのうと今日は天気が悪く、雨続きです。
「寒い」とか言ってノエルが犬のチッチを抱いて寝ています。
意外と気持ち良さそうですが、ノミとかいるのでビジターの皆さんは真似しないように!(笑)
今日もこどもたちと一緒に内職しました。きのうは絵でしたけど、今日は「竹サックス」です。
2010年から販売しはじめた竹サックスも、おかげさまですでに80本が売れました。
自分で演奏した音源を送ってくれた人や、私と再会したときに合奏してくれた人、
1本買った次の年に、プレゼント用にまた1本買ってくれた人もいます。
在庫が切れてきたので、この夏休みのうちにたくさん作ることにしました。
ちょうど去年取ってきた「立ち枯れの竹」もいい具合に乾燥してきましたのでね。
こどもたちに手伝ってもらう作業は「ヤスリがけ」です。
丹念に焦がした竹にひたすらサンドペーパーをかけて、ツヤツヤにするんですが、
これが1人でやるとものすごーく時間がかかるんですよ。
でも、この人数でやればあっという間!今日一日で20本ぶんの竹のヤスリがけが完了です!
この作業が初めてのレナンとルベンも、すでに熟練のノエルやリッキーに教わって、
一生懸命手伝ってくれました。いやあ、シュタイナー教育ですね。
この作業、めちゃくちゃ手と顔が汚れるんですよね。それがまたかわいいんですけど。(笑)
手伝ってくれたご褒美に、コーラとお菓子をごちそうしたらみんな大喜び!
ルベンが「明日も手伝う!」と言ってきたので、次の工程も仕込もうかと思います。
さて、作業も終わって自由時間!みんなサーカス芸の練習です。
一輪車に乗りながらジャグリングをやる練習をするノエルに、
ホウキをおでこに載せてバランスをとる芸の練習をするユウさん。
ああ、HOJがどんどん私の趣味に偏っていく…。(笑)
偏りを補正するためにも、体育会系な方!長期滞在しませんか?
知ってる人には今さらでしょうが、私の主たる収入源は「絵」なんですよ。
年に一回日本に似顔絵描きとして出稼ぎに行くイメージが強いかもしれませんが、
実はこっちにいる間も、ちょこちょこと雑誌やウェブサイト用のイラストを描いたりしてるんです。
そんな私の絵の仕事を見て、ノエルがやってきて「僕も絵を描く!」と言いだしました。
絵って、人が描いてるの見ると描きたくなるんですよね。
私が前に描いた絵を見ながら、クレヨンを使った私の絵の描き方まで真似して描いています。
こちらが完成品!おもしろいことに、左利きのノエルが紙を横に並べて見ながら絵を描いたら、
左右反転した絵になりました!なんとなくダ・ビンチみたいじゃないですか?(笑)
先月HOJにやってきたばかりのレナンも絵に挑戦です。
猫に邪魔されながらも嬉しそうに描いています。
実は前にレナンに絵を描いてもらったら、墓場だらけの中に自分が立っている絵を描きました。
この子は被災地でどんな体験をしたのだろう…と心にかけていたんですが、
今日は人の姿を4つ描き、「これが僕で、これが弟で、これがコヤシンでこれがアテユウ!」と
笑顔で絵を見せてくれました。こんなに嬉しいことはありませんね!
まだまだこれからでしょうが、これはひとつの成果と言えるのではないでしょうか?
これからもちょくちょく絵を描かせてみようと思います。
ちなみにレナンは今朝、ものすごく怒られて大声で泣いて走り回ってました。
怒っていたのはお兄ちゃんのルベンです。
だいたいこういう子供同士のもめごとは「喧嘩両成敗」みたいな感じで
スタッフが仲裁するんですが、今日はおばさんたちも笑って見ています。
え?どういう事情なの?と聞いてみたらなんと、喧嘩の原因は
「ルベンのおかずをレナンが食べちゃった」ことだそうで。
スタッフたちも全員一致で「それはレナンが悪い!」と。食べ物の恨みは恐ろしいですね。(笑)
ちなみにこの騒動で一番喜んでいたのは、にわか料理人のジェイソンです。
まさか自分の作った料理が奪い合いになるほど人気だとは本人も思わなかったでしょう。
これを機会にジェイソンが料理に目覚めたりしたら面白いですね!