ラジコンレゴ解禁!こっそり自分の部屋に持って行く事案が多発し、
挙句に学校にまで持って行っていたのがバレて1ヶ月ほど使用禁止にしてたんですよ。
久々に組み立てて「良かった!忘れてなかった!」と夢中のチムレイ。今度はルールを守って遊ぶんだぞ!
ラジコンの動きは前後だけでもミニカーやチョロQが動くのとは、全然違います。
子猫がめちゃくちゃびっくりして部屋の隅に追い詰められてました。(笑)
「すっげー!そんなのあるの?僕もやる!」と大興奮のダーウィン。
まずは自分でやってみな、ということで1時間ほど試行錯誤させてみます。
「ココをつなげると、ココが回るのか!ってことは…ココをつないで…えーと、こういう形の棒はあるかな?」
と、基本的な構造を自分なりに理解したところを見計らって手伝ってやりました。
さあ、ちゃんと走る車ができたかな?
どうも充電不足っぽいので、走らせるのは明日に持ち越しとなりました。
明日のダーウィンの反応が楽しみです!
庭の畑のお世話の時間。たっぷり実っていたチンゲン菜は日照りでしおれてきたので一気に収穫し、
今度はオクラを植えました。日照り続きでもすくすく育つオクラ。強いッ!
イージェイが拾ってきたマンゴーを子猫と一緒に分けて食べようとしてます。
「猫にマンゴー食べさせちゃダメだぞ!」と言ったら「なんで?」との純粋な質問。
「マンゴーはウルシ科で…」とか説明しても分からなさそうなので
「生き物によって食べ物は違うんだよ。みんなが同じものを食べるとケンカになるだろ?
そうならないようにカミサマが別々のものを食べるようにしたんだ」と、神様を説明に使っちゃいました。
なるべく「神様で説明」に逃げないようにと思ってたんですが、うーん、これは意外と難しいですね。
みなさんなら4歳児になんて説明します?
その後、私の部屋で遊んでいたら、イージェイが遊びで「分類」を始めました。
いろんなオモチャを、「ぬいぐるみ」「ミニカー」「恐竜」「ロボット」「電車」と分類して並べています。
これ、簡単そうに見えて、ずーっとAIではできない技でしたよね。
「信号機の写真を全部選んでください」みたいな認証が必要なウェブサイトがあるくらいですから。
ちなみに私アレ、苦手なので、こんどからはイージェイに協力してもらおうと思います。
ところで私は、昨日紹介した「PISA」のページがいろいろと興味深すぎて、ずっと読みふけっています。
この図表を見るだけでも、いろんな論点、ドラマが見えてきます。
・極東漢字文化圏がやたら強い
・なぜ中国やインド、ロシアなどの「大国」が調査に協力しないのか
・学力の低さは教育言語が母語ではないことと直結しているわけでもなさそう
・41位のウクライナと、72位のパレスチナ…
・イスラエルが35位と意外と低い(ノーベル賞受賞者の5人に1人はユダヤ人なのに)
教育学部や国際学部の授業とかで「この図表を見てレポートを書く」みたいな課題をやったら面白そうです。
みなさんはこの図表を見て、どこが気になりますか?
もし気になることがあったらぜひ、調べてみましょう。何歳になっても勉強は楽しいですよ!
他の子たちが学校に行っている間、ダーウィンとビバリーには「お勉強」の時間があります。
大学が午後からの日はジュリアンが先生役。教育学部ですからちょうどいい実習ですね。
計算問題に苦戦しているダーウィンに「自信がないときは指を使うの!足りないときは足も!」と
非常に実践的なことを教えていました。
繰り下がりのある引き算、2桁以上の掛算なども時間をかければちゃんと解ける様子。
このぶんなら来年度からの学校も問題なさそうですね。
(フィリピンでは斜線をひかれているのが「正解」です、念のため)
ビバリーは桁の多い足し算に苦戦中。だいたい理解はできてるんですが、計算ミスが多いです。
苦手意識を持っちゃわないように、うまく褒めて伸ばしていきたいですね。
期末テストを終えてヒマになったチムレイとジャンジャンが「僕たちもやる!」と言って
ジュリアンに問題を作ってもらってました。
チムレイは単純な掛算と割り算の問題で、全問正解!チムレイ、じつは算数得意なんです。
そしてジャンジャンには大きな数の割り算の問題を出したんですが…
本人の名誉のためにも、結果は伏せておきます。(笑)
ジャンジャン、サッカーと筋トレばっかりやってないで、勉強もするんだぞ!
2018年の調査でOECD加盟国79か国の中で、読解力では最下位、数学と科学は下から二番目だったというフィリピン。
コロナ対策で2年学級閉鎖し、「世界一長い期間対面授業をやらなかった国」にもなり、
さぞやその影響は大きいだろうと思いきや、2022年の同調査では、
世界の平均が下がっているのに対し、フィリピンは逆にちょっとですが成績が向上しています。
え?もしかして学校に行かずに自宅で勉強してるほうがマシってこと?
…と考えるのはさすがに早計だとは思いますが、この結果を、フィリピン教育省は重く受け止めてほしいと思います。