チョコ兄さんが戻ってきて、ギター仲間ができてジェレミーが喜んでいます。
私もギターは弾けないことはないんですが、他の楽器の印象が強すぎて
ジェレミーの中で私は「ギター仲間」ではないんですよ。まあ、分かる気もします。(笑)
レゴやミニカー、マグネットパネルを使って遊ぶイージェイ。
こういう時って、何かストーリーを作りながら遊んでるんですけど、そのストーリーというのが
「スパイダーマンが山に薪を取りに行ったら途中でジープが故障したので船に乗せてもらって帰って来る」
みたいな、いかにもHOJでの生活感満載の内容でかわいいです。
この後は敷地の掃除をした後、料理をするそうです。うん、リアルなヒーローですね。(笑)
ビバリーがケン玉に興味を持ちました。「どうやるの?」と言うのでお手本にやってみせたら、
奇跡的に3回連続で成功しました。私、本番に強いんですよ。(笑)
ビバリーもいっぱい練習して、ついにできるようになりましたよ!
そしてダーウィンもやってきて「人生ゲーム」が始まったんですが、
ルーレットに子猫が興味を持ってしまい、回すたびに飛びついてルーレットを止めちゃいます。
人生の運命が子猫に左右されるとは。(笑)
とまあ、こんな感じでHOJはのんびりと平和です。
こういう「日常的な平和」をこそ、この子たちにはたっぷり味わわせてあげたいと思います。
HOJの年に一回の行政への出納証明の手続きをしてくれている税理士さんが
事務所のスタッフたちを連れてランチを振舞いに来てくれました。
こどもたちはフィリピンの国民的ファストフード、ジョリビーに大喜び!
ビバリーは初めて本物のジョリビーを食べたと大興奮でした。
ランチボックスの中身はこんな感じ。
甘ーいケチャップスパゲティに、油でジューシーにも程があるフライドチキン。
どちらも私は苦手なんですが、フィリピンではこの味が大人気なんです。
世界でただ一か国、マクドナルドがファストフードのシェア第一位になれない国なんだそうですよ。(笑)
お子様セットみたいなやつだったので、パズルがおまけでついていました。
ちょっと低年齢向けすぎでうちの子たちは喜ばないかな?と思ったら、
チムレイとダーウィンが「どっちが先にできるか競う」みたいに2人で遊ぶことで、
しっかり楽しんでいましたよ。すばらしいですねー。
買った方はお菓子!と言ってチョコ兄さんが日本から持ってきた駄菓子を食べる2人。
このお菓子が「口の中で爆発する!なんだコレ!?」と大人気。
ドンパッチ!?私がこどもの頃には流行ってましたけど、禁止になりませんでしたっけ、コレ?
昨日のギャンブルと同じで、ジャンクフードも、
こどもの頃にあまり厳しく制限するとのちのちになって余計に反動が大きい気がするので、
「たまにはこういうのもアリだよね、私は苦手だから食べないけど」くらいのスタンスで行きたいと思います。
村の祭りの時期に合わせて、今年も移動遊園地がやってきました!
去年より大きな観覧車が来ているとのことで、みんなで行ってきましたよ。
フィリピンの祭りの出店と言えばギャンブルです。
こちらのシンプルそうに見えるルーレットは、止まる番号を当てた時の倍率が
なんと30倍とか40倍という、ありえない掛け率になってまして、
当然こどもたちは釣られてそこに賭けるんですが、
こどもたちが賭けている時に限って絶対にその番号には止まりません。(笑)
いったいどういう仕掛けなんでしょうねえ?
こちらはさらにアコギなギャンブル。ボールを投げ入れて、どこの穴に止まるかを、
色か数字で賭けるんですが、こちらはどうもサクラが紛れ込んでいるようで、
横で大勝している姿を見せては、絶対に当たらない賭けを続けさせているようです。
でもこれも、投げ入れるのを客にやらせてあげてるんですよね。
一体どうやってどこの穴にボールが止まるかを操作しているのかは謎です。深い世界ですねえ。(笑)
大きい子たちがお小遣いをあっという間に溶かす中、
一番有効にお金を使って楽しんだのはイージェイかもしれません。(笑)
トランポリン&ボールプールで大はしゃぎでしたよ。
動画も作ったのでぜひご覧ください。
「観覧車」と呼んでいるものが、こちらでは絶叫マシンだということが分かります。
ジェレミーが乗って撮った主観視点もありますよ!
こどもにギャンブルをさせるなんて、と思う方もいるかもしれませんが、
年に一回の祭りの日に、大人の監督の下で、もらった小遣いを溶かしてしまう経験は
「大人への階段」として大事な通過儀礼だと私は思います。
将来、借金したり横領したりしてギャンブルをするような人間にならないためにも、
こどものうちに「失敗した―!お菓子買えばよかった!」って経験をさせておきたいと思います。