• 03
    29
    聖金曜日は静かに過ごしましょう…?

    今日は聖金曜日、フィリピンでは全国的に本気の「休日」です。
    キリストが処刑された日、ということで、非常に縁起が悪い日とされていて、
    公共交通機関や市場もほとんどやってません。もちろん学校も休みです。

    とはいえ、休みだー!と遊んではいけないとされており、今日は静かに過ごそうね、ということになっています。
    ですが体力と好奇心の余りあるティーンエイジャーたちに、今日は静かに過ごそうね、とは無理な話。
    娯楽色の強い「遊び」はダメだけど、「練習」ならいいよ、ということにしました。我ながら詭弁ですね。(笑)

    こちらではジェレミーがギターを「練習」。
    飽きっぽいジェレミーが、ギターはかなり長続きしており、その甲斐あって、相当の上達っぷりです。
    今度わたしとの合奏動画をちゃんと撮影するのでお楽しみに!

    そしてこちらでは、前に流しそうめんで使った竹の余りを使って、何やら作りはじめました。
    さあ、一体何ができるのか?

    できたのは竹馬です!まだ乾燥していない青竹なので一歩一歩が重たいですが、
    逆に安定感はあるので、わりと初心者向けかもしれません。

    とまあ、結局遊んじゃいました。(笑)
    まあ、カミサマも児童養護施設のこどもたちが休日に遊んでいるのに目くじらをたてるようなことはしないでしょう。
    うちの子たちにしてはがんばった方です。明後日の復活祭は盛大に祝いますのでそれで多めに見てください!


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    03
    28
    リッキーBの役は「元漁師の弟子」

    ビジターさんが全員帰り、これまで多くの方に入れ替わり立ち代わりかわいがってもらっていたイージェイ
    その全エネルギーを私にぶつけてきています。ああ、かわいい。
    オマエ、かわいがられる能力をさらに磨いただろう?

    子猫とイージェイの組み合わせ。あああ、かわいい。

    …と、ひたすら目を細めていたら、リッキーBがなにやら不思議な装束をまとってやってきました。
    なんだそれ?サンチャゴ…?そうか!聖週間!教会の、神父さんの手伝いだな?

    本日、聖木曜日は「最後の晩餐」の日でして、晩餐の席で弟子たちが「一番弟子は誰か」と口喧嘩しはじめたのを、
    キリストが全員の足を洗ってやって「上に立つものこそ汚れ仕事を引き受けるんだぞ」と行動で示したと言われています。
    それを模した儀式が今晩教会で行われるんですが、その、弟子のひとりの役に選ばれた、ということですね。

    ちなみにサンチャゴは聖ヤコブのことで、ヤコブはキリストの弟子になる前は漁師だったので、
    リッキーBにはピッタリのチョイスですね。
    それを本人に教えたら「そうなの?漁師か。そうか。へへへ。」と喜んでました。

    キリストが声をかけたのは学者でも政治家でも芸術家でもなく、漁師や借金取りや娼婦たちでした。
    知識と技術に溺れて頭でっかちになりがちな私は、リッキーBの素直さを見習いたいと思います。


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    03
    27
    ブタの丸焼き職人さんにインタビュー!

    先日のパーティーでは、久々に豚の丸焼きを準備しました。
    しめた豚を持ってきてもらって、庭で職人さんに焼いてもらったんですが、
    日曜だったこともあり、息子さんを連れて来て手伝わせていました。
    そこで、これはいい機会だぞ、と「ブタの丸焼き職人」さんにインタビューしてみました。

    「俺は48歳。コレが本業だけど、コレの仕事はいっつもあるわけじゃないからな。
    そんな時はセメントブロックを作る現場で働いてるよ。こどもは6人。全員学校に行かせてる。
    一番上は大学生だ。俺はな、いつも息子たちに言ってんだ。
    勉強しろ。しないと熱い火の前で一生働くことになるぞ』ってな。(笑)」

    生きている豚を手配し、屠殺し、毛を削ぎ、内臓を抜き、ヤシの殻を集め、火をおこし、
    3時間かけてじっくり焼く。半日かかるこれだけの作業で、だいたい収入は2000円くらいです。
    それでこどもたちを全員学校に通わせている、というのは、かなりの働き者に間違いありません。

    「この仕事は親父の手伝いをして覚えたよ。親父も、爺さんも、ずっとこの仕事だったからな。
    でも、息子たちには継げとは思わんよ。なのによ、コイツ、もう学校行かずに俺の手伝いをするとか言いやがる。
    まあ、別にそれならそれでいいんだけどよ。俺のナワバリは渡さねえぞ。別の町でやれ、ってなもんだ。(笑)

    自分の仕事の大変さをかみしめた上での誇りと、こどもたちへの厳しさと愛情が、
    すごくシンプルな言葉の中に詰まっていて、カッコイイ大人だな、と思いました。
    手伝わせてもらった日本の高校生たちも、何か感じ取ってくれていれば幸いです。


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