セブの英語学校に短期留学しているアキさんが、休日を利用して遊びに来てくれました。
前に遊びに来た、英語学校でスタッフをしているヒロカズくんの紹介です。
日本の大学を休学してこっちに来ているアキさんは、
一人でバンに乗って自分でHOJまでやってきました。いい行動力ですね。
セブでの英語学習の後は、東南アジアを巡ってからインドにある日本人が経営する社会企業で
インターンとして働かせてもらって、それからカンボジアに行って、
また別の社会企業でインターンをするそうです。
最近はそういうシステムも発達しているんですね。
こういうアクティブな若い人に会うと、すごくうれしくなります…
…なんて、自分を「若くない人」にカテゴライズしてちゃだめですね。
私もまだまだ現役です!負けませんよ!
今日は朝からこどもたちを学校に送って行きました。
エッゼルが持っているホウキが、例の「宿題」のホウキです。
ジェレミーも嬉しそうにカバンを抱えて登校です。念願の学校に大喜びです!
朝礼の列に並ぶジェレミーとジェイエム。二人は同じクラスです。
今はまだ学校が始まったばかりで、教室にお邪魔すると先生に悪いので、
授業の模様はまた今度のぞきに行きます。お楽しみに!
今年はいろいろと「教育改革」の年なんですが、現場は今のところ、相変わらずな感じです。
今日も先生たちが勝手に休んで、こどもたちが6人ほど学校から戻ってきました。
いろいろと制度を改革するのも大事ですが、まずは「ちゃんとやる」ことを徹底してほしいです。
まあ、今日は休日に挟まれた月曜日なので、休みたい気持ちは分からなくもないですけどね…。
しょうがないので帰ってきた子たちと、粘土や楽器で遊びました。
私の新兵器「マリオネット」も登場して、こどもたちは大はしゃぎ。
全員いるところで披露すると収拾がつかなくなりそうなので、
実はこのシチュエーションを待ってたんです。
誰か筋のいい子に、「人形繰り」を仕込んでみようかと思ってます。誰がいいでしょうかね?
きのうはビーチでずっと掃除をしていたわけではありません。
後半はみんなでヤシの葉から「ホウキ」を作っていました。
ウィリアムが木に登って枝を取ってきました。一本の枝からだいたい2つのホウキが作れます。
葉の真ん中の芯だけを残して、葉っぱの部分をそぎ落とします。
みんな器用なもので、おしゃべりをしながらどんどん作っていきます。
この作業のことをビサイヤ語で「バゴス」と言います。
翻訳すると「ヤシの葉っぱをそいでホウキの材料をつくる」でしょうか。
これが一言で言い表せるくらい、この作業は生活に密着しているということです。
使っている道具はこれ、なんとコーラやビールの瓶のフタです。
石を使って、潰してから研いで、小さなナイフのようにします。
この道具にも「タンサン」という固有の名称がつけられています。恐るべし、ビサイヤ語。
「タンサン」で「バゴス」した葉の芯を束ねれば、ホウキの完成です。
庭や道の掃除に適した、頑丈なホウキです。
なんとこのホウキ、日本の「無印良品」で「フィリピンのホウキ」として売られているそうです。
http://www.muji.net/foundmuji/2012/03/031.html
値段は一本1050円!
…このことを知ったらこどもたちもスタッフたちも、眼の色変えて「バゴス」しそうですね。
どの国でもそうですが、ホウキというのは用途によってバラエティがあって面白いです。
屋内用、屋外用、卓上用、クモの巣取り用…。ちなみに私のは「演奏用」です。(笑)
ちなみに今回のホウキづくりはなんと、学校の宿題でした。
「ヤシの枝でホウキを作って持って来なさい」なんて、なかなかいい宿題ですね。
日本の学校でもやればいいのに…って、ヤシが生えてないか。(笑)
みんなで同じ作業をするのでも、やっぱりこどもの個性というものははっきり現れます。
こどもたちの、それぞれの「落ち葉の集め方」を見てみましょう!
まずはアナマリス。ちゃんとHOJからホウキを持ってきています。用意周到。賢いですねー。
エリックは棒で突き刺して落ち葉を集めています。
意外と効率は悪くないし、なんとなく気分はハンター。楽しみながら作業できていい感じです。
ジェプリルは流木と袋をつなぎあわせて、「担架」を作りました。
クリスチャンとのコンビで、集まった落ち葉を一気に運んで焼却場へ。
こういう「役に立つ工作」はジェプリルが抜きんでてますね。
(マディーの工作は武器とおもちゃ限定なので)
ノエルは発想の転換!スコップで穴を掘ってその場に埋めるという作戦に出ました。
なるほど、そういう片づけ方もアリですよね。
「男らしい作業」をすすんでやりたがる年頃のノエル。成長が楽しみです。
集めた落ち葉は燃やしたんですが、量が量だけに、すごい煙です。
煙くて煙くてしょうがない、とみんなで顔をしかめていたところで、
「天国みたいだ」とロジャーが一言。
たった一言で、けむたさが神々しさに変わりました。
マイナスだと思っていたものが、たった一言でプラスになる。
そんな一言を、発せられる人間になりたいですね。