• 03
    02
    「ぼくのママは天国にいるよ」

    日本が大学の春休みの時期なので、毎週入れ替わり立ち代わり、いろんな大学の学生さんが来てくれています。
    今週末は日本福祉大と立命館アジア太平洋大学(APU)から学生が来て、みんなでウラワビーチ!晴れてよかった!

    ものすごーく風と波が強かったので、バドミントンやバレーはイマイチ盛り上がらず、
    ギターを弾いたり、キックベースをしたり、ヤドカリレースをしたりして楽しみました。

    イージェイは日本福祉大のリョウガ君に遊んでもらっています。これは構えた枝をイージェイがすばやく叩く遊びです。
    ちょうどボクシングのミット打ちみたいな感じですね。
    風と波が強いのも相まって、スターウォーズのジェダイの修業みたいでいい光景でした。
    イージェイ、フォースを感じるのじゃ!

    動画も作ったのでご覧ください。ちょっと風の音がうるさいですが、いい表情がいっぱい撮れてます!

    その後、大きい子たちがボール遊びで盛り上がりだすと、
    イージェイは浜辺に遊びに来ていた家族の同年代の子と仲良くなって遊びだしました。

    木の下で2人がこんな話をしているのが聞こえてきました。
    「(近所の子が私を指して)あれ、きみのパパ?」「ちがうよ」「じゃああれだれ?」「コヤシン」
    「じゃあママは?」「いないよ」「うちもだよ、シンガポールってとこにいる」「ふーん、ぼくのママは天国にいるよ」
    「どこそれ」「(空を指して)あっちのほう」「へえ」「見せたげるよ、こっち来てみ!」
    友達になった子を連れてイージェイが、空の見える浜辺に走っていきました。
    うう、コヤシンは涙腺崩壊だよ…。イージェイ、ずっと見守るからな!


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    03
    01
    レイアンのお墓参りに行ってきました

    今日は下口神父さんと一緒に、レイアンのお墓詣りに行ってきました。この地域のお墓は土葬が一般的で、
    「土に埋めるだけ」「セメントで覆う」「さらにタイルで覆う」「屋根もつける」とお金をかけていくんですが、
    レイアンのお墓はタイル張りで屋根もついていて、さらにはキレイに清掃されていました。

    年に一度、11月のお墓参りの時期にしかお墓の手入れに来ない人が多い中、
    レイアンの親族は足しげく通ってお墓を守っているのでしょう。
    いかにレイアンが親族に愛されていたかが分かります。

    下口神父さんの奨学生の中でも特別優秀だったのでHOJのジュニアスタッフになって働きながら大学にも通い、
    卒業後は正式にスタッフになって、数々のこどもたちの面倒を見てくれていました。
    今いるジェレミーやジェイエムも、小さい頃レイアンにはずいぶんお世話になっています。

    大学時代からの恋人が警察官の採用試験に受かったタイミングで、こどもたちに祝福されながら結婚。
    その後妊娠、出産を経て、HOJの仕事を辞めて、子育てに専念していました。

    4年前、コロナで町がロックダウンされていた時に病気で倒れ、亡くなってしまいましたが、
    2人のこどもたちは町の学校に通っていて、10歳になる上の子は毎年成績優秀者で表彰されているそうです。
    きっと小さい頃からレイアンがしっかり育てていたんでしょうね。

    HOJにとっても大切なレイアンのことを、改めて思い出すきっかけを作ってくれた下口神父さんに感謝です。
    今後とも奨学金プロジェクトというかたちで地域とつながっていきたいと思います。


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    02
    28
    15年ぶりの下口神父さんと昔の奨学生に会いに行きました

    2003年から10年に渡って、HOJ近隣のこどもたちの学習支援をする「カシンカシン奨学金」を支えてくれていた、
    長崎の下口神父さんが15年ぶりに遊びに来てくれました。お久しぶりです!ありがとうございます!

    神父さんはご自身の活動を書籍化されているんですが、その本にカシンカシン奨学金のことも写真つきで載っていました。
    それで「この写真の子の現在に会いに行ってみよう!」ということになり、
    私の記憶で「確かこの顔は…シャロームの漁村にいたはず!」と神父さんと一緒に漁村へ行きました。
    変わらない海の風景と、昔よりも家や船が増え、村が発展している様子に神父さんも喜んでいました。

    そして「この顔知らない?」と探し回ると…アッサリ見つかりました!
    2人ともこの村の名物産婆さん、スィンタさんの孫で、写真に写っていたのは10歳か11歳の頃。
    その後、この奨学金のおかげで中学2年生まで通えたそうです。
    2人とももう立派にお母さんになっていて、2人合わせて7人いるこどもたちは、ちゃんと学校に通っているそうです。
    これは大成功の事例ですね!神父さんも大喜びでした。

    フィリピンでも社会保障制度が少しずつ整備されてきており、親がきちんと行政手続きを行えば、
    こどもの就学援助や、医療援助はけっこう受けられるようになったんですが、それはあくまでも
    「親がきちんと行政手続きを行えば」です。行政手続きには当然、読み書きのスキルが必須で、
    それ以上に「フィリピンの行政窓口の理不尽さ」に耐えられる力が必要です。

    フィリピンの学校教育は、ある意味でこの「理不尽に耐える力」を養う場でもあると思っています。
    それでいいのか、という気もしますが、中学校まで行ったような子たちは、
    明らかに「今我慢すれば後で得する」という選択ができるようになっています。
    コロナで対面授業がなくなったタイミングでカシンカシン奨学金はいったん活動を停止し、
    その後も物価高と円安の影響で、再開のタイミングをはかっていたところだったんですが、
    今回の邂逅から、ぜひまたやりたいと思います。今年の秋の日本への「出稼ぎ」頑張ります!


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