先日に引き続き、今日はジャンデルの小学校卒業式です。ジャンデル、おめでとう!

HOJにやってきて、数分話して「あれ?この子はものすごく賢いぞ?」と気づくくらいに賢いジャンデルですが、
数か月でロックダウン状態になってしまい、勉強が得意だということが一番評価される場から切り離されていました。

それでもふてくされずに、じゃあ他に自分の好きなこと、得意なことを探しては挑戦し、
ロックダウンの2年間で、ものすごく絵と楽器が上達しました。すばらしい好奇心と向上心です。

本を読んだり、映画で見たことを調べるのも好きなので、ものすごく知識も豊富なんですが、
フィリピンの小学校教育だと、まだそういう自分で得た知識が学校の勉強に直接生きるわけではないので
そこまで成績がいいわけではないですが、こういうふうに知識をため込んでいるタイプは、
中学校、高校、大学と進学するにつれてどんどん頭角を現すはずです。超楽しみです。

さて、明日から1泊2日でダバオ遠足です。2019年の5月に行ったのが最後ですから、なんと4年ぶり!
遠足の様子は土曜日にHOJに戻ってからお伝えしますので、明日はブログはおやすみです。
みなさん、こどもたちがダバオ遠足を楽しめるようにお祈りくださいね!
今日はジュニアハイスクールの修了式!
フィリピンのハイスクールは10年くらい前に4年制から6年制に変わったんですが、
その名残で、いまだに4年までがジュニアハイスクール、終わりの2年がシニアハイスクールと分かれており、
4年制が終わったところでいったん卒業式みたいなことをやるんですよ。
コロナでずっとこういう式典は開催できなかったので、3年ぶりの式典に学校もものすごく気合が入っています。

HOJからはジェレミー、マイカ、ジェイエムの3人がジュニアハイスクールを修了しました。おめでとう!
ティーンエイジャーの、ある意味一番刺激を欲している時期を、コロナ禍で2年間も学校に通えなかったこの子たちが、
勉強することをあきらめないどころか、コロナ前よりも断然成績が良くなって修了できる、というのは本当にすごいことです。

マイカはここでも成績優秀者として表彰され、メダルをもらいました。
プレッシャーに負けずによく頑張りました。こういう「優等生な友達」がいるのも心強いですね!

この町では、ハイスクールまで通うことは、当たり前のことではありません。
この町には小学校が10個くらいあるのに、ハイスクールが1つしかないことからも、それは明らかです。
これからの2年間はコースに分かれていて、ジェレミーとジェイエムは「技術・エンジニアリングコース」に、
マイカは「進学特別コース」に進みます。それぞれ、夢に向かって頑張ってほしいですね。
フィデルさんがこの町に戻ってきました!
ダバオにいた方が頻繁に資格を持った理学療法士さんにリハビリをしてもらえる、という面もあるんですが、
それよりも「友達や親族に囲まれた暮らし」を求める気持ちは痛いほどよく分かります。
家にこどもたちと一緒に会いに行ったら、ものすごく喜んでました!フィデルさん、おかえり!

病院に担ぎ込まれた当初は、右半身は動かないだけでなく感覚もない状態でしたが、
今は動かせないまでも、感覚は戻ってきているとのこと。
これはかなり良い兆候だそうで、このぶんなら半年くらいでまた動くようになると思う、とお医者さんも言ってくれています。
リハビリを頑張り続けるためにも、本人のモティベーション維持は必須ですから、
こうやったたまにHOJの子と会うことが、心の支えになるといいな、と思います。

多くの方のご支援のおかげで、病院でかかったお金は賄えましたし、これからのリハビリもより良い人を選べそうです。
ご支援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。
これからもちょくちょく会いに行ったり、来てもらったりして様子を見守っていこうと思います。