ジェプリルが大学を卒業しました!おめでとう!

5歳の時に入ってきたジェプリルは、HOJに入って早々、勝手に木に登って落ちて左腕を骨折し、
すぐに病院に連れて行ったんですが、医者の治療が雑だったために以降、左腕がまっすぐ伸ばせなくなり、
いわゆる「障害」を負ってしまいました。

ですが本人は特にそれを気にするでもなく明るく元気に成長していきます。
正義感が強い反面、融通の利かない部分もあって、同年代の子たちとは衝突も多かった時期もありましたが、
すくすくと成長し、いつしかお兄ちゃんの立場になっていきました。

小6の時に、離れて暮らしていた両親と再会、また一緒に暮らせることになってHOJを卒業しました。

しばらくは両親と暮らしていましたが、やはりちゃんと高校を卒業したい、ということで
2013年にHOJに戻ってきて、それからは仕事を手伝いながら学校に通っていました。 
高校卒業後も勉強を続けたいということで大学に進学。
アルティメットというフリスビーのスポーツチームに入って長身を生かして活躍していましたが、
コロナで部活動は休止。授業もすべてオンラインとなり、学友と過ごす大切な時間は2年間、奪われてしまいました。

それでもモティベーションを保ち、ちゃんと4年で大学を卒業したのはとても立派です。
本人によれば「障碍者枠」で公的機関や大企業にも雇ってもらいやすいとのこと。
みなさん、いい仕事が見つかるようにお祈りくださいね!
今回のダバオ遠足では、ソーシャルワーカーのイェンイェンさんが住んでいた児童養護施設に泊めてもらいました。
イタリアに本拠地を置く修道女会が運営しており、働いているのもほとんどがシスターたち、
入所しているのはみんな女の子たちです。1997年から活動しているということで、ちょうどHOJと同じです。

さすが、シスターたちが運営しているだけあってとても敬虔で、朝は一緒に教会に行きましょうと誘われました。
しっかり練習しているようで、その女の子たちの聖歌隊の歌声がとても素敵でした。
この夏休み中に、こんどは向こうがHOJの方に遊びに来る、という話も持ち上がったので、
イェンイェンさんを架け橋に、今後も交流していければと思います。

さて、朝食をいただいた後は、ダバオの市立公園「ピープルズパーク」へ。
ここには結構大きな滑り台など、なかなか面白い遊具がいっぱいあるんですよ…と思ったら遊具エリアは立ち入り禁止!
よく周りを見渡すと、4年前にはなかった「立ち入り禁止」や「使用注意」の看板が目立ちます。
どうやら、マナーを守らない利用者が多くて、ルールを設定したら厳しすぎて、誰も来なくなっちゃったパターンです。
公共の場って、どうしてもこのサイクルに陥りやすいんですよね…。いい公園だったのに、ちょっと残念です。

気を取り直して、社会勉強がてらスーパーマーケットへ!
1人25ペソのお小遣いを渡して、好きなお菓子を買っていいよ、ということにしたら、いやー、性格が出ますね。
安いのをいっぱい買う子、ドカンと25ペソのジュースを買う子、仲間でお金を合わせて大きなお菓子を買う子…。
ちなみにアリエルとジムボーイは「このチョコ23ペソだってよ!よし、これ買おうぜ!」と言って、
まあまあ高級なチョコレートを、箱ごとレジに持っていこうとしてました。
残念!それは1箱23ペソじゃなくて、1枚23ペソだぞ。(笑)

そんなわけで、1泊2日のダバオ遠足は、誰も怪我などすることなく、迷子になることもなく、
とても楽しく過ごすことができました。こどもたちは本当にたくさんの「初めて」を経験できたと思います。
今後とも、1年に1度はダバオ遠足はやりたいと思います。
さあ、遠足も終わったし、明日からは夏休みだー!!
まだまだ続く、ダバオ遠足エピソード!
今日はメインで行った場所ではなく、その合間の話です。
トランポリンパークで遊んだ後は、近くのショッピングモールに行って昼食。
今回は初めてダバオに来た子が多いので、何から何まで初めての体験尽くしです!
これはこれからの乗るエレベーターを待っているジムボーイたち。いやあ、いい表情してますねえ。

そのモールの中にあるフィリピンのフードチェーン「ジョリビー」でお昼ごはん。
フィリピンではジョリビーはマクドナルドをしのぐ人気で、
その代表的メニューの「チキンジョイ」は、もはや一般名詞として「フライドチキン」の座を奪うほどです。
まあ、実際食べると、化学調味料と油の味がすごくて、HOJの近所で買った地鶏を食べた方が
断然美味しいんですけどね。(笑)

晩ごはんは遠足の際には御用達のバーベキューハウス「ぺノンズ」。
ここはごはんがおかわり自由なので、育ち盛りのこどもたちを連れていくにはもってこいの場所なんですよ。
なんとリッキーBは6杯もおかわりしてました。おそるべし。

動画も作ったのでぜひご覧ください。
特にエレベーターやエスカレーターに乗り降りしてるときのこどもたちの表情は必見ですよ!
野生児が都会に来たら…みたいな映画っていっぱいありますけど、作りたくなる気持ちがとてもよく分かります。
4年ぶりに遠足をやった甲斐がありました!