サッカーブームとレゴ禁止令によって、なんとなく足が遠のいていた絵も、
4月に私がやたら絵を描きまくっていたことが功を奏してか、またブームが戻ってきました。
やはり「大人が楽しそうにやってる姿を見せる」のこそが一番の教育ですね。

ジャンジャンは前から顔を描くのは上手でしたが、
今回の作品では手や服のヒダなども丁寧に描き込みました。うん、力作だ!

そして、レゴ製作にはジェレミーが戻ってきました。
「今度こそロボットを作る!でもそのためにはまず、ロボット作りのアシスタントロボットが必要だ!」
と、謎の理論を掲げて、映画「アイアンマン」に出て来るアシスタントのロボットみたいなやつを作ってました。
回転運動だけでなく、クランク機構がついに出てきましたよ。ここからが産業革命だッ!
実は、ずっと愛想のよかったジェレミーも、今年に入ってからちょっと反抗期っぽかったんですが、
入院した時にじっくり一緒に話したことで、なんだかまた距離が縮まった感じです。
ティーンエイジャー男子たちにはもちろんそういう時期があって当然なわけですから、
一緒に泥沼に入ってナマズを獲ったり、サッカーの応援にかけつけてゴールシーンを撮影したり、
一緒に絵を描いたり天体望遠鏡を覗き込んだりしながら、寄り添っていきたいと思います。
去年、18歳になってHOJを卒業したランランからメールが来まして、「I need help」と書いてあったので、
生活が苦しいのか?大丈夫か?とメッセージを開いてみたら、
「高校の宿題で、絵を描くやつがあるんだけど、アイディアが浮かばないの。手伝って!」とのこと。(笑)
そういうことなら喜んで!

で、宿題の内容を聞いてみると、これが難しいんですよ。ヘレン・ケラーの名言で
「世界一美しいものは、目には見えないし、触ることはできないけど、心で感じることはできる」
というのがあるんですが、これをテーマに絵を描きなさい、ってことなんですね。これを「絵」にするのか!難しすぎるッ!!

で、ランランとチャットしながらブレインストーミングです。
・目に見えない・触れないけど美しいもの、で思いつくものは?→毒クラゲ(笑)。音楽。あとは「愛」とか?
・他にも目が見えないで大成した人っているの?→いるよ。ダンサーとか、ミュージシャンとか。

ある程度アイディアが出てきたところで「絶対にそのまんまコピーして作品にしない」という約束のもとに、
アイディアのラフスケッチを私が描いて送りました。
1つ目が「ウクライナの地下シェルターでバイオリンを弾く女性(実話)」。
2つ目が「キューバの伝説的バレリーナ、アリシア・アロンソ(19歳からほぼ盲目だった)」。
そして3つ目が「クラゲ。(目に見えないし、毒があるから触れないけど、美しい)」。

ランランは熟考した挙句に「うん、バレエの人に興味ある!調べて自分で描いてみる!ありがとう!」と言って、
こんな作品を仕上げてきました。おお、すばらしいじゃないか!

卒業後もいろんなかたちで頼ってくるこどもたちはいますが、この頼られ方は、これまでで一番うれしかったです。
みなさん、得意分野で頼られるのって、嬉しいものですから、断られるかもなあ、とか、迷惑かなあ、とか思わないで
ぜひ特技がある人にはどんどん頼りましょう!
…あ、ところで誰か、レシートの管理とか得意な人、いません?(笑)
5月に入りましたね。日本では「ゴールデンウィーク」のインパクトに消されてますが、
世界的には今日は「メイデー」、労働者の祝日です。
そんなわけで今日はHOJのスタッフたちもほぼみんなお休みで、
こどもたちが「自分たちのことは自分たちでやる日」にしました。
市場で食材を買ってきて、レシートと残高を検証するマイカたち。
「あれ?2ペソ足りなくない?え?もっかい計算して!」と右往左往してました。(笑)

料理ももちろんこどもたちが全部やります。まあ、これは今日に限ったことではないですけどね。
昨日はサッカーで大活躍だったジェイエムが、今日は鍋を前に腕を振るってました。
野菜たっぷり、美味しそう!

外にテーブルを用意して、ピクニック気分で食事です。さあ、いただきまーす!

薪で料理すると鍋の焦げをこすり落とすのが大変なんですが、
それさえもこどもたちにかかれば遊びのネタです。こちらはジェレミー作の「鍋の焦げアート」。
大絶賛したら気をよくしてたので、また新作を作ってくれそうです。期待しましょう!

当たり前ですが、世界は多くの「働いている人」で支えられています。
そのことに感謝して、私も、私の仕事を続けていこうと思います。
まあ、私の場合はもはや、自分がやってるのが仕事なのか遊びなのか分からないんですけどね。(笑)