超久々に団体のビジターさんが来てくれました。
しかも高校生ということで年代が近いこともあって、こどもたちも大喜びです。
一緒にやれば皿洗い作業も楽しい上にはかどりますね。
そして学生さんたちが来た時恒例の「生きた状態から鶏を料理する」体験です。
みんなでキャーキャー言いながら鶏の羽毛をむしる経験は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。
そしてなんといっても自由時間のこどもたちとの交流です。
一緒に鬼ごっこをしたり、バスケをしたり、自撮りでポーズを決めたりするのに言葉はほとんど要りません。
昨日HOJに入ったばかりのアリエルたちも、とびきりの笑顔を見せてくれていましたよ。
夜はみんなで作った地鶏のスープを食べてから、交流会。
ずっとビジターを待っていた私たちだけでなく、
ずっとコロナでいろんなことをあきらめざるを得なかった日本の若者たちにも、たまらない時間になったと思います。
今日の様子をダイジェストした動画を作りましたので、こちらもぜひご覧ください。
世界中がいろいろ問題を抱えていて未来が不安な昨今ですが、
こんな若者たちの姿を見るとちょっと希望が見えてくる気がしますよ。
これから4日間滞在してくれます。交流の中でこどもたち、若者たちがどんな顔を見せてくれるか楽しみです。
なんと!一気に4人の新しい子たちがHOJにやってきました。
まずは7歳のネルジーと9歳のラッセルの兄弟。
面識はないそうですが、アルバートの遠い親戚にあたるそうです。
来て早々、「ほら、一緒に写真撮ろう!」と言われて戸惑いながらも
がんばって作り笑顔するお兄ちゃんの社交性の高さにグッときます。
案の定、とても人懐っこい子たちで、すぐに年代の近いチムレイ、ジャンディーと打ち解け、
一緒に庭のマンゴーを収穫して「すっぱいー!」と言いながら食べてました。
ようこそ、ハウスオブジョイへ!
さらに午後には2人のこどもが到着。11歳のアリエルと、10歳のジムボーイの兄弟です。
この2人はアルバートの、年の離れたお姉さんのこどもたち、ということで、甥にあたります。
対面授業が始まって山の家からでは学校に通うのが難しい、ということで、
これからはうちで暮らすことになりました。ようこそHOJへ!
こちらはさすがに最初から笑顔で写真、っていうわけにはいきませんでしたが、
こどもたちの間で「あ、バスケゴールがある」「ボールもあるよ」「え、どこに?」
「コヤシンに言えば貸してくれるよ」「借りてきてよ」「自分で言わないと貸してくんないんだよ」
みたいな会話があったようで、勇気を振り絞って「コヤシン、ボール貸して」と言ってきました。
おお、素直な子たちだ。これは今後の成長が楽しみです。
そんなわけで、一気に小学生男子が増えたので、途端ににぎやかになりました。
明日からは団体ビジターも来るので、さっそく楽しい日々を過ごしたいと思います。
「今週末からビジターがいっぱい来るからHOJをキレイに掃除しよう!」
「あれ?でもホウキが足りないよ?」「じゃあ自分たちで作ろう!」
…ということで、今日は朝からみんなでひたすら「バゴス」です。
「ヤシの葉っぱを削いで芯を取り出す」っていう動詞があるビサイヤ語が大好きです。(笑)
ジェイエムやジャンジャンなど、HOJの古株は何度もやってるので手慣れたものですが、
新参のチムレイは今回が初バゴスだったようで、ずいぶん時間はかかってましたが、
途中で投げ出すこともなく、ちゃんと1本ホウキを完成させました。よくやった!
昨日、ルソン島北部で地震があったようで、何人かの方から心配の声をいただきましたが、
距離的にかなり離れているため、HOJには一切影響はありませんでした。
ニュースなどを見る限りでは、被害は局地的なものなようですが、
災害というのは「ニュースにならない被害」がたくさんあるものです。
その困難にある人たちに、少しでも多く楽しい時間があることを祈りたいと思います。