今日はみんなで敷地内のマンゴーの収穫です。
普段ですとジェイエムやジャンジャンがスルスルと登って行って取るんですが、
ジェイエムは教会に泊まり込みでお手伝いしてますし、ジャンジャンは里帰り中なので
フィデルさんが女子たちと一緒にやってます。なんだか牧歌的でいいですね。
今年のマンゴーはなんだか大豊作でして。
枝打ち以外は特に手入れしているわけでもないのにブドウのようにたわわになってます。
そういう意味で、生粋の「無農薬」ですよ!(笑)
こどもたちの人数も少ないので、取りつくさずに、箱に収まるぶんだけ収穫。
新聞紙でくるんで箱詰めし、一緒に炭化カルシウムの粉を入れておくと、
箱の中が酸欠状態になり、生命力を刺激されてマンゴーは黄色く熟します。4日後を待て、こどもたち!
ちょうど5日後で里帰りメンバーが入れ替わるので、
帰る子たちには実家へのいいお土産ができましたし、戻ってくる子たちにはいいお菓子でお出迎えできます。
25年前に烏山さんが植えたマンゴーの木が、こうやって今でもこどもたちを笑顔にし続けているのは
とても象徴的なことだと思います。私もそろそろ木を植えようかなあ。(笑)
みんなでこねてトッピングしたピザを、いよいよ窯に入れて焼きます。
チョコ兄さんとドドンさんで作ったドラム缶の窯、はたしてうまく焼けるでしょうか?
結果は大成功!焦げることも、煙で苦くなってしまうこともなく、見事にこんがりと火が通ってます。すごい!
私の「庭でとれた野菜全部載せピザ」と、ジャンディーの「ソーセージ特盛ピザ」。
足して2で割ればちょうどよさそうですね。(笑)
ロスジェーンは「チーズ特盛ピザ」、そしてジュリアンは「激辛ピザ」。
イージェイがジュリアンのを一口盗み食いしてギャーッ!って叫んでました。
形にこだわったアルバートの「星形ピザ」と「ハート形ピザ」も、キレイに焼けたんですが、
みんなで食べるために包丁で切る段になって「あ…そうか。」とアルバートが苦笑いしてました。
なるほど、だからあんまりハート形の食べ物って市販されてないんですね。(笑)
それぞれの作ったピザを美味しく食べてから、デザートに出てきたのが
チョコ兄さん特性の「チョコレート・ピザ」!
ピザ生地にバナナ、チョコレート、カカオニブ、ピーナッツがトッピングされています。
溶けて、軽く表面が焦げた手作りチョコレートの香ばしいこと!みなさん、これはピザ革命ですよ。
そんなわけで、手作りピザパーティーは大成功!
正直、失敗前提の実験のつもりだったので、こんなに1回目からうまくいくとは思ってませんでした。
食にこだわりのあるチョコ兄さんはまだ改善の余地があると言っていたので、
夏休み中に第二弾を計画中です。私も楽しみにしています。
今日はチョコ兄さんの発案で、みんなでピザを作ることにしました。
「魚をさばく」とか「鶏の羽毛を毟る」とかには慣れっこのこどもたちも、
「グラム単位で目方を量って料理する」経験はほとんどありません。(笑)
初々しい手つきがなんともいいですね。
ピザづくりで一番大変なのは、生地をこねる作業です。
…が!こうやってみんなで、音楽かけてノリノリでやれば、一番楽しい作業に早変わり!
30分以上こねまして、いい感じ「耳たぶのような」生地ができましたよ。
3時間ほど発酵させたあとで、薄く延ばす工程。
よくピザ職人が頭上でクルクル回す、アレですね。さっそくアルバートが挑戦してましたが、いやー、難しいですね。
あきらめて普通にテーブルの上で延ばしました。(笑)
それぞれ、丸いの、四角いの、ハート形、星型など、自分の好きなかたちを作り、
そしてその上にトッピング。フィリピンに特有の「甘いケチャップ」×「甘いソーセージ」で、甘いピザの完成です。
形にこだわる派、チーズ大盛派、肉食系など、好みが明確に出ます。って、緑の野菜のせたの私だけかッ!(笑)
さらにはチョコ兄さんオリジナルで、「手作りチョコレートピザ」なるものも実験的に作ることに。
果たしてどうなる?それは本当にピザなのかッ?(笑)明日の更新をお楽しみに!