今日は10日に一度の薪拾いです。
烏山さんが所有している山に、枯れて落ちたヤシの枝を拾い集めに行きます。
これから夏休みに入り、多くの子が里帰りするので、
お留守番になるチムレイを、いつまでもちびっ子扱いしてられない、ということで、
作業を教えるために連れて行きました。さあ、運べ!
一緒に来たジャンデルは長ズボンで来てしまったため、裾が「ひっつきむし」だらけになってしまい
「失敗した!次回からは海パンで来る!」と言ってます。
この植物、この地域では「アモルスィコ」と呼ばれてます。私がこどもの頃は「どろぼう」と呼んでました。
みなさんの地域ではなんて呼んでましたか?
喉が乾いたら水分は自給自足。ヤシの実やニッパヤシの実を割って中のジュースを飲みます。
ただ、持って行ったナタの刃がなまくらになっていて、うまく切れないために
割るときにほとんど果汁はこぼれてしまい、ほとんど飲めず…。(笑)道具の手入れは大事ですね。
まあ、がんばったので、帰りにみんなでジュースとお菓子を買ってスナックタイム。
チムレイはエナジードリンクを頼んで大満足、次回も手伝う!と息巻いてます。うん、その調子だ。
ガソリン代に伴って、ガス代も電気代も上がっているので、薪は今後、より重要になります。
無駄遣いせず、大事に使っていきたいと思います。
毎日15分~30分くらいデジカメをチムレイに渡して、「好きなものを10枚、撮っていいよ」と言ってます。
ちょくちょくこのブログでもチムレイ撮影作品を紹介してますが、今日もものすごくいい写真がありました。
題して「コヤシン至福の瞬間」。人が喜んでる瞬間を撮る、というセンスがとてもいいですね。
ジェレミーは対面授業が再開して、学校で「俺、コロナ中に絵を描きまくってたらだいぶ上手くなったぜ」と
友達に自慢したら「だったら見せてみろよ」的なことを言われたらしく、
これまでに描いた絵を写真に撮って、クラスメイトにメッセージで送ったところ、
すごいじゃん!と大人気になって、最近は友達から写真を送ってもらってそれを絵にしたりしています。
そんな作品の1つがこちら。友達に送ったら大喜びで、SNSのプロフィールに使ってくれてるそうです。
「映画で見た人を描くより、実際によく知ってる友達を描く方がなんか難しいね」と言うジェレミー。
そう、それ、似顔絵描きあるあるだよ!
こどもたちが特技を伸ばしていくことを、今後とも最前線で応援していきたいと思います。
今日は「コヤシン!ほら、3時半だよ!」と明け方、というかまだ夜だろ、という時間に起こされました。
はい、天文学的に超珍しい「惑星がズラっと勢ぞろいして見える」やつを見るためです。
眠たい目をこすりながら庭に出ると、すでにジェレミーが天体望遠鏡を構えてました。
さて、8等星の海王星が見えるかな?
東の地平線から天頂、そしてそこから弧を描いて西に向かって、
金星、天王星、火星、木星、月、海王星、土星、冥王星の順番で見えるそうで、
私の視力でも金星、火星、木星、月、土星まで肉眼で見えました。
こどもたちには天王星も見えたそうです。どんな視力なんだ。
ちなみにこの写真は下から金星、火星、木星、月が写ってます。空が明けていくグラデーションが美しい…。
こどもたちがタブレットに入れた天体観測アプリで星の名前と位置関係を確認しながら、
「コヤシン、マーズ(火星)ってどんな意味?」とか聞いてくるので、
「昔の人が信じてた闘いの神の名前だよ。金星は美の女神で、土星は地獄の神で…あれ?地獄の神は冥王星の方だっけ?」
と、うろ覚えで説明。今調べなおしたら、土星のサトゥルヌスは時の神でしたね。
サターンの英語の響きに引っ張られて混同してました。あとでジャンジャンに謝らねば。(笑)
そんなわけで、太陽が上って明るくなるまで、ひたすら星を眺めておしゃべりしてました。うん、いい朝だ。
日本でも6月いっぱいはこの「惑星大集合!」が見れるそうですから、
みなさんもたまには早起きして、家族や友人と夜空など眺めてみてくださいね。