敷地内に植えたヒマワリが花盛りです。
「ボクより背が高い!」とチムレイも大はしゃぎ、黄色いシャツがよく合いますね。
ただ、ヒマワリって四季のある国だと、夏に一斉に咲くので絵になりますが、
フィリピンは常夏で、一年中いつ植えても育ち、適当に花を咲かせるので
いまいち絵にならないんですよね。(笑)
枯れかけの花のチムレイが「収穫」しました。そう、もちろん種を食べるためです。
そういえば、ウクライナとロシアが世界の7割以上のヒマワリ油の生産国なんだそうで。
世界的にヒマワリ油が不足することが確定してるそうなんですが、
常夏のフィリピンで植えれば、いくらでも採れそうな気もしますが、どうなんでしょうね?
ちなみにジェレミーと一緒に支援したウクライナの孤児救出ミッションからは
またレポートが送られてきて、孤児725人、障害者や病人、高齢者を主とした避難民929人を
激戦地から救出し、比較的安全な西側の町まで連れ出すことに成功したそうです。
本当に尊い仕事をしてくれているので、今後も支援していくつもりです。
ウクライナの国旗は、ヒマワリ畑と青空を象徴しているそうですから、
敷地内のヒマワリを見るたびに、ウクライナの平和を祈りたいと思います。
さて、選挙のために2週間学校が休み、というのに憤ってましたが、
怒っていても時間がもったいないので、何をして過ごそうか、ということになり、
こどもたちと話し合った結果「1週間ずつ交代で里帰り」することにしました。
まずはジャンディー、優しいおじいちゃんの家に里帰りです。1週間、楽しんでね!
お次はマイカたち。年末に里帰りした時に、家が傾きかけてたのを覚えてますか?
あの時、こどもたちがキャロリングで稼いだお金と、里帰り中に近所の家の
洗濯などをして稼いだお金で、家は改装され、ちゃんとまっすぐ建ってました。
すばらしい!今回はのんびり過ごせるといいですね。
そしてジェレミー、ですが、実はジェレミーは話し合いの中で、最後まで
「里帰り」に反対してました。
「実家帰ってもやることないし、僕がいると、ラッキー!って感じで
幼い妹を置いて母さんたちも出掛けちゃって、僕が一人で子守する羽目になる。
食事もバナナばっかりだし。HOJに残りたい」と。
とはいえ、里帰りには「親族との絆を深める」意味もあるので、
まったく帰らないのもどうかと思うよ、と説得したら
「1週間は長すぎる。3日で戻ってきていい?」と交渉してきたので受け入れました。
っていうか、HOJのことをむしろ実家だと思ってくれているのが、
私は内心でとても嬉しかったです。ジェレミー、戻ってきたらまた絵を描こうな!
今日は土曜恒例のウラワビーチ。
海は穏やかだったんですが、漂流物が多く、こういう日はクラゲが多いので
泳ぐのはやめて、みんなで浜辺で遊んで過ごすことに。
ジャンデルが砂に絵を描いてますが…え?上手くないですか?
「え、ソレ見て描いたんじゃなくて、記憶だけで描いたの?」
「うん、そうだよ。前に一回描いたことあるからね」
ってオイ、それができない絵師がいっぱいいるんだぞ、私も含めて。(笑)
悔しいですがどうやら天才のようです。育てねば。
ジャンディーは相変わらず「日常の中の、そこを切り取るか!」というセンスが抜群です。
こちらは「木に登って実を採ろうとしてるところをスタッフに見つかって怒られてるところ」。
木の葉を実際の落ち葉で再現してるあたりに現代美術的な要素も見えますね。
これまた褒めて伸ばさねば。
そして今日の大爆笑は何といってもこれ。膝まで埋まって遊んでるんですが、
おお、そう来るか!という遊びのオンパレードでした。
どんなアイディアが飛び出すか、ぜひ動画でご覧ください。
本当にジャンディーの発想には驚かされますよ!
今後、道端であの「踊る風船人形」を見るたびに、ジャンディーの姿を思い出して
幸せな気分になれそうです。ジャンディー、人生をさらに豊かにしてくれてありがとう!