ハイスクールの音楽の課題で「クラシックの有名音楽家を1人選んでレポートを書く」というのが出まして。
こういうのはネットでの自宅学習との親和性が高くていいですね。
リセルは「この中では比較的イケメンだから」という理由でモーツァルトを選択。
うん、私はその選び方で芥川に興味持って、本当に大学の研究者になった知り合いがいるから否定しないぞ!(笑)
似たような課題が出たランランはベートヴェンを選択。
確かに「耳の聞こえない作曲家」と言われたら、調べたくなりますよね。
あげくにランランは「その音楽家の曲に合わせて踊る動画を撮って先生に送る」という課題が出たそうで。
うーん、ベートヴェンってあんまり踊るタイプの曲じゃないと思うんだけどなあ。
で、「ベートーヴェンの音源ある?」と言われたので、何年か前に作ったコレを見せてやりました。これでどうだ!(笑)
「学校の課題なの!真面目なやつ!」と言われて、動画サイトで探した普通の第九をダウンロードし、
ランランに渡して無事に「第九に合わせて踊るランラン」の動画も撮ったんですが、
本人から「みんなには見せないで!」と言われたので封印しておきます。(笑)
いっつもTikTokだかで謎のダンス動画ばかりアップしてるくせに、これはダメなのか。
なんでだ。…ってまあ、気持ちは分かりますけどね。
でもよく考えると「この曲に合わせてダンスして動画を送りなさい」は、ナイスな課題だと思います。
「聞きなさい」じゃ聞かないだろうし、「調べなさい」じゃWikipedeia丸写しだろうけれど、
ダンスしなさいだと、少なくとも踊っている間は真剣にその音楽に集中するはずですからね。
こういう「自宅学習ならでは」の課題がもっといろいろ出て来るのに期待したいと思います。
井戸水が出なくなってしまったので、地中に埋まっているパイプを全部引っ張り出して修繕です。
パーツの一部が折れてパイプの中に詰まっていた模様。
いやー、ジェプリルとジェイエム、こんなことまで手伝えるまでに成長してるのは嬉しいですね。
うちの井戸はこの、6mくらいのパイプが4本つながって地中に刺さっている状態なんです。
なんの重機なども使わずにこんな井戸が作れる田舎の技術ってすごいですよね。
2日がかりの作業で井戸復活!ただ、最初の1時間はサビと泥が混じったような、こんな茶色い水なんです。
「コヤシン、この井戸、お茶が出るよ!」と楽しげなジェレミー。
私がいつも飲んでるお茶は君たちには泥水に見えてるのか。(笑)
30分くらい水を出し続ければ透明な水が出る、と言うので、こどもたちが交代でひたすらポンピング!
なんだかゼンマイ仕掛けのおもちゃみたいでかわいいジャンジャンをご覧ください!
HOJに水道がないわけではありませんが、うちを巣立った後にこどもたちが水道のある暮らしをできる保証はありません。
将来、社会に出た時に困らないように、こういう生活に慣れ、こういう生活を楽しめるように
こどもたちを強く育てていきたいと思います。
さて、3月に入ったのでコロナ状況の報告です。
1月中旬から2月上旬にかけて、クリスマスと年末年始の人の移動が祟って
一気に感染者が増え、一時はどうなることかと思いましたが、
特に規制が厳しくなったわけでもないのに2月中旬から一気に感染者数は下がりました。
雨が多い涼しい時期が終わり、また暑くなってきたことも影響しているのかもしれません。
本当にここが高温多湿でよかったな、と思います。
ダバオは相変わらずそこそこの感染が広がっており、規制も厳しく酒類の販売や移動の制限が行われていますが、
ダバオから離れた田舎のエリアは、去年の9月~12月の小康状態に戻った感じです。
では、実際の人々の暮らしはどうかと言うと、みんなたくましく生きています。
出稼ぎに行っていた人が戻ってきて、貯めたお金を一気に使ってビジネスを始める例が多く、
HOJの近所はちょっとした小売店の開店ラッシュです。
しかも、みんな隣町や都市に買い物に行くのも難しいため、消費活動が地元で行われるようになり、
新規オープンした店はどこも、思った以上に繁盛しており「あれ?なんかこの町、景気良くない?」という感じです。
いつかはこの国は出稼ぎに依存した経済から脱却しなければならない、と思ってましたが、
まさかコロナがそのきっかけになるとは…。この国が今後どうなっていくかの、試金石として、
新規オープンした店が半年後、1年後にどうなっていくかを見守りたいと思います。