またしてもHOJの卒業生の訃報です。
2000年から2006年までHOJで過ごしたジョイジョイが、23歳で亡くなりました。
マニラで働いていたジョイジョイは妊娠して実家に戻って出産の予定でしたが、
赤ちゃんが死産となり、その数日後にジョイジョイも後を追うように亡くなりました。

実家の経済状況から、ジョイジョイはHOJで幼少期を過ごしました。
こどもの数が40人を超える、もっともにぎやかな時期でした。

実家の状況が多少よくなってまた親族と暮らせるようになったんですが、
2011年に偶然町でアイダさんと再会、高校に通うのが経済的に厳しい、ということで、
それから1年間はHOJに戻ってきていました。

その後、無事に高校を卒業し、専門学校に行きたいということで、
支援者を募ってアナマリスと一緒に隣町のホテル従業員育成の学校に通いましたが、
ジョイジョイは1年ほどで通学をやめてしまい、その後は気まずいということもあってか、疎遠になっていました。

ジョイジョイには2歳の男の子もいるのですが、マニラにいるという父親とは連絡がつかない状態です。
最後のジョイジョイへの連絡が「コロナにかかった」だったそうで、
ひょっとすると亡くなっているのかもしれない、とのことです。

遺されたこどものことは、祖父母がジョイジョイの忘れ形見として大切に育てる、とのことなので、
今後もHOJのほうからも支援していければと思います。
23年の短い人生でしたが、HOJで過ごした日々がジョイジョイにとって幸せな思い出であったことを祈ります。
みなさんも、天国で烏山さんとジョイジョイが再会していることを、想像していただければ幸いです。
自宅学習が再開し、またこの光景が戻って来ました。
ネットでの調べ学習が必要な課題をやりに、こどもたちがひっきりなしにやってきます。

アキオさんが置いてってくれたipadも活用できるので、これまでよりぐっと効率的になりました。
床にへばりついて勉強しているマイカ。
机空いてるよ?と言ったら、「資料を全部広げないと勉強しにくい」とのこと。
ああ、いるよな、そういうタイプ。(笑)

ランランは「文学」がテーマだそうで、「何か文学の本ある?」と言ってきました。
日本語のやつならいろいろあるんですが、英語の本だと…手元にあるのはコレだけでした。
ミラン・クンデラの代表作「存在の耐えられない軽さ」。どう考えても16歳女子が読む本じゃないです。(笑)
読んで感想文と、作者について調べてレポート、とのことなんですが、
たぶんレビューサイトとWikipediaをコピーペーストすることになるんだろうなあ。(笑)

っていうか、果たしてこの村に、家に「文学の本」がある家庭がどれだけあるんでしょうか?
本屋もないこの村に、この課題は厳しすぎる気がします。
せめてHOJには、ティーンエイジャーにちょうどいいくらいの文学作品、そろえようかと思いました。
ミヒャエルエンデ、マークトウェイン、えーと、あとは誰あたりがいいですかね?
ジャンデルがやりはじめた竹琴の「Style Musette」、
3拍子というのが難しいらしく苦戦していたところ、ジャンジャンが先に拍感覚をつかみました。
といっても、ソロ演奏だとひたすら突っ走った上に後半でその速さに自分でついていけなくなるので、
ペースメーカーのために私が慣れないギターを伴奏してます。ぜひお聞きあれ!
竹琴というオリジナル楽器、まさかこんな複雑なフレーズもこどもたちが弾きこなせるようになるとは正直、想像以上です。
準備も片付けもいらず、壊しちゃう心配もほとんどない楽器、ということで、
自由に使っていいことにしたことが功を奏したようです。こどもたちは隙あらばコレで遊んでます。
昨晩は「マイケル・ジャクソンごっこ」してました。楽しそう!(笑)
試作品1号ができた頃はまだジェレミーはこんなちびっ子だったんですねえ。
まさかこの9年後にコレでマイケル・ジャクソンの曲を演奏することになるとは。(笑)

その後、何度も改良を繰り返し、現在はVer.5.2となってます。
実はStyle Musetteのために竹筒を継ぎ足して音域を広げたりもしたんですよ。

唯一と言っていい欠点は「持ち運びが不便」なことです。販売には向きません。(笑)
ただ、日本の子育て世代の友人たちからの要望があったりもするので、
持ち運びできそうな「ミニちっきん」を作ろうかと思ってます。お楽しみに!