市内の移動の制限が解かれたことで、実家に戻っていた子たちが続々と帰ってきました。
まずは女の子たち。ジュリアン、ロスジェーン、リセル、ジョイジョイ、ランランが戻ってきて
女子は全員揃いました。男の子たちは実家に戻ると見るからに痩せて帰ってくるんですが、
女の子たちはそうでもないのは、食べ物が足りない分と、運動不足が釣り合うからでしょうか。(笑)
さあ、これからはしっかり働いてもらいますよ!
そして、男の子のほうでは、4カ月ぶりにリッキーBが戻ってきました。すごく大きくなっててびっくり!
私より背が大きくなってます。なんという成長っぷり。
実家では近所のヤシ農家の仕事を本格的に手伝って、ちゃんと日当をもらっていたそうです。
そのお金は?と聞いたら「全部米を買ってばあちゃんにあげてきたよ」とのこと。なんという男前。
いやあ、本当に頼もしく成長してくれていて嬉しいです。
リッキーBが戻ってきてバスケも激しさが一気に増しました。
手加減なしで遊べる相手が戻ってきてジェイエムも嬉しそうです。
そのぶん、巻き込まれると危ないのでジャンデルがバスケからはずれて、楽器に集中するようになりました。
もともと賢い子なので、楽器の習得も早いです。今から仕込めば私の合奏パートナーに育つかも?
女の子が一気に増えて、HOJの騒がしさの雰囲気がまたガラっと変わりました。
人数が増えてヒマを持て余すと喧嘩が始まるので、楽しくやれることをどんどん作っていきたいと思います。
海辺のシャロームハウスに住んでいるITエンジニアのアキオさんのところには、
近所の漁師さんたちが魚や貝をしょっちゅう売りに来るそうなんですが、なんと今回は
若者たちが自分たちで作った本格的な発射式のモリを売りに来たそうで。
おもしろそうだから買ってみたので使ってみて、ということでさっそくウラワビーチで漁に挑戦!
ただ、古タイヤから切り出したゴムがbで、こどもたちには装填は難しいかな?
ということで、こどもたちには「魚探し係」と「捕まえた魚運び係」を任せることにして、
いつもは撮影に専念している私が本腰を入れて漁をすることに。
そしたらこれが、面白いように獲れるんですよ!1時間で15センチ以上の魚を3匹捕まえました。
一番の大物は25センチのハタ!これ高く売れる種類のやつですよ。(笑)
古タイヤからのリサイクルといえば、HOJでもフィデルさんが古タイヤを使って
丈夫な浮き輪を作ってくれました。これは長く使えそうです!
そして明日がローサの23歳の誕生日ということで、誕生パーティーもしましたよ。
1歳でHOJにやってきて、かれこれ20年以上HOJで暮らしているローサ。
これからもHOJを明るく照らす存在でいて欲しいですね。
漁に夢中だったので今週も水中シーンが多めですが、動画も作りました。ぜひご覧ください!
さて、サンイシドロは「半月以上新規感染者が一人も出ない」状態が続いたため、
移動制限がかなり緩和され、市内の実家に帰っている子は2週間の隔離措置なしで戻ってきていいことになりました。
明日からまたメンバーがどっと増えますのでみなさんお楽しみに!
8月に入りましたね。私は21年もフィリピンに住んでいますが、こっちで8月を過ごすのは初めてです。
毎年8月は清里に行って似顔絵かきの仕事をしていましたからね。
今年は新型コロナの影響で泣く泣く行くのをあきらめましたが、毎日のように絵は描いています。
友人のやっているダバオの情報サイトでフィリピンのおばけを紹介するシリーズをやっていますが、
第四弾にして最終回を描いたのでみなさんぜひご覧ください。
おばけも国際化していて、他の文化と影響を与え合って現在に至るんだよ、という話です。
さて、HOJは雨続きで、中庭が沼状態です。このままじゃワニが住み着くぞ!ということで、
今日はビーチに行かず、男の子たち総出で治水作業をしました。まずはたまった水を汲みだします。
バケツ20杯ぶんくらいの水がたまってましたよ。
続いて、工事の時に使った砂の余りをみんなで運びます。
マッサージの仕事で来ていたアルセルまで手伝ってくれて、見事な筋肉が伊達ではないことを見せてくれましたよ。
そしてその砂を上手に敷地に盛っていって、水が敷地内に溜まらず、排水溝の方に流れるように整えます。
結構な重労働ですが、うちは元気な男の子がいっぱいいますからね。みんな「これちゃんと手伝えば今晩ゲーム貸してもらえるんだよね?」
「明日はウラワに行くんだよね?」「っていうか、超がんばればまたインスタントやきそばとかもらえるんじゃね?」
といった感じで、ご褒美につられて生き生きと作業してくれました。みんなありがとう!(笑)
工事やゴミ収集でトラックが時々出入りするので、どうしても地面が削れてこの作業がときどき必要になるんですよね。
セメントで道を作っちゃうと、心置きなく走り回って遊べなくなっちゃいますし…。
自然派な暮らしを維持するのは案外大変なんですが、便利さと不便さのちょうどいいバランスの中で楽しみを見つけて生きていきたいと思います。