昨日はリッキーBの15歳の誕生日でした。
「何食べたい?」と聞くと「アイスクリーム!みんなのぶんも!」と言うので、
さっそく買ってきてみんなで食べることにしました。
いざ記念撮影!となると照れちゃうあたりもリッキーBらしいです。おめでとう!

今でこそHOJの「頼れる兄貴分」ですけど、3年前に入ってきたばかりの頃は本当に大変でした。
なにしろ30分おきに誰かとケンカするし、ケンカするとすぐに手が出るし、
夜は勝手に出て行っちゃうし、冷蔵庫の中のものは勝手に食べちゃうし…。
学校から呼び出されて「このままだと退学してもらいます」と注意を受けたのも指の数では足りません。

でも、彼は「悪い子」だったわけではなく「何が悪いことなのかを教わってこなかった子」だったんです。
ちゃんとルールを説明して、ルールを守れば楽しいことがあるし、破れば楽しみが減る、っていうことを
地道に体感させ続けていくうちに、すっかりHOJになじみ、学校でもみんなと仲良くできるようになりました。

相変わらず荒っぽいですが、弱い者いじめはしないし、嘘をつかない正直者なので、
「コヤシン!ごめん!勝手に自転車使って壊しちゃった!俺謹慎?」とか直球で謝られると
「しょうがねえな、排水溝掃除したら勘弁してやる」みたいに許しちゃうんですよね。
体育会系な世界では案外人間関係もうまくやるのではないかという気がします。

入所した当初、「この子をHOJで育てるのは無理かもしれない」とスタッフの間で何度も会議しましたが、
うちで育てることにして本当によかったと思っています。今やこの頼もしさですよ!

18歳までちゃんと学校に通ったら、HOJの卒業祝いにボートを買ってやる約束をしているので、
あと3年、リッキーBにはぜひともがんばってもらいたいと思います。みなさんも応援してくださいね!
行政のトラックがゴミ収集に来なくなってそろそろ2ヶ月。まだ故障中だとのことです。
文句を言ってもしょうがないので、自分たちでゴミはジープに載せて
町指定のゴミ捨て場までもっていくことにしています。
ジャンジャン、マイケル、ジェレミーが両手をあげて立候補!頼もしいですね。

今回は私もついていくことにしました。初めて見る町指定のゴミ捨て場です。
車で行くこと約10分、さほど遠くないところにそのゴミ捨て場はあって広さはサッカー場くらいあるでしょうか。
右上が「とりあえずゴミを積んでおく場所」左下が「燃えるゴミを焼く場所」、
右下が「資源ゴミを抜き取った後の不要なゴミを埋める穴」です。
右下のエリアには生ゴミも交じっていて、近づくと結構な臭いでした。

私が行った時には3人くらいがここで「資源ごみ回収」いわゆるスカベンジングというのをやっていまして、
この人がそのボス格だったのでいろいろ話を聞かせてもらいました。
缶詰の空き缶が高値で売れるのでねらい目、ペットボトルやビンは売れるやつと売れないやつがあって見分けるのが大変、
このカップヌードルのカップはキロ7ペソで売れる超いいやつ!
月に2000ペソ~3000ペソの収入になる、だいたい毎月ショベルカーがきて
古いゴミを埋めてから別の場所に新しい穴を掘っていくんだけど、
今回はそれが遅れてるのでゴミの量がすごい、などなど…。
ちなみに働いていたのは全員女性で、そのうち1人はどうやら知的に障害がある感じ、
もう一人は身振り手振りでしか会話ができなかったので、耳が聞こえないのかな、という感じでした。

海や山に捨てちゃうより相当マシですし、燃えないゴミを燃やさないのもきっと良いことなのでしょうが、
ただひたすら埋めていく、っていうのは環境負荷的にはどうなんでしょうね?
いろいろと考えさせられました。短めに動画も作ったので興味のある方はご覧ください。
まあ、こどもたちは慣れたもので「よーし!終わった!いい汗かいた!川で洗い流そう!」と元気そのもの。
ゴミ捨てを手伝う動機の8割以上がこの「ついでに川で遊べる」なわけですから、そこははずすわけにはいきません。
一緒に行って分かったのは「全然ゴミ捨て場と川、近くないじゃん!」ってことです。
「近くの川でついでに」って感じじゃ全然ありません。おぬしら、たばかったな。(笑)

人は生きている限りゴミを出すわけですから、ゴミ処理というのは集団生活の生命線のひとつです。
誰かがその仕事をやってくれていることを心に留めながら、何を買うべきで、何は買わないべきなのか、
どうやってものを使い、使い終わったらどうすべきなのかを考えていきたいと思います。
昨晩は恒例の「ゲームナイト」。アキオさんのタブレットやゲームを借りて夜みんなで遊びます。
女子たちはもうひたすらに自撮りにエフェクトかけて遊んでいます。
顔がすげかわるアプリに大爆笑!ロスジェーンの顔がハチに刺されて腫れてますけど
一晩寝たらすっかり治ってたのでご心配なく!

今日は大きい男子たちがアイダさんの手伝いで畑仕事。
種まき、雑草取り、水やりと活躍してくれました。
リッキーBは自然の中に連れていくと本当に生き生きします。

HOJに残った男の子たちが薪の準備でノコギリを借りにきました。
大きい子たちがいないので大変かな?と思ったら、ジェプリルが計測係になって
「誰が一番早く切れるか」のタイムトライアル!なんでも遊びに変えてしまうこどもたちです。

「つかれたー!今何分?」と時間を気にしながらノコギリをひくマイケル。
2分30秒を回ったぞ!ジェレミーに勝ちたければあと30秒しかない、がんばれ!

先週も「宿題ベースでの新学期」というやつは結局始まりませんでした。
さて、今週はさすがに新しい動きがあるでしょうか?続報をお待ちください。