明日はフィリピンの独立記念日で国民の休日です。
学校からは「みんなフィリピン国旗を作って持ってきなさい」という宿題が出まして、
アルジェが「手伝ってー!」と言ってきたので、なるべく自分でやることを条件に私とマイケルが手伝うことにしました。
旗をつける竹の棒をナタで割ってちょうどいい太さにする作業は、自分でやると譲りませんでした。

折り紙を使って作るんですが、もっと雑な性格かと思っていたマイケルが、定規を使って丁寧に作るのでびっくり。
なるほど、こういう手作業は好きなんですね。この方向で育てて行こうかな。

そんなわけでなかなかに立派なフィリピン国旗が完成!2人とも自信満々ですね。

「できたー!」と走っていくアルジェの姿を見て、昔をふと思い出しました。
アルジェがまだ小さかった頃、HOJでチームに分かれて運動会をやったことがあったんですが、
同じくらいの年代のいないアルジェは「特別枠」で、競技してる子たちの横で、
ただただ旗を持って走り回って「参加してる気分」を楽しんでたんですよ。ああ、成長したなあ…。

喜び勇んで学校に向かおうとした瞬間に、中学生のリサメイに「それ、上下逆じゃない?」と突っ込まれました。
日本国旗は上下関係ないですけど、世界には上下がある旗のほうが多いんですね、よく考えたら。
ちなみに旗を上下逆にすることは、国によっては反逆の意味があったりするので注意が必要です。
フィリピンでは上下逆にするのは「戦争中」の意味だそうで。知らずに物騒な旗を学校に持って行くところでした。(笑)

余談ですが、世界史的にはフィリピンが独立した日は1946年の7/4です。
ただ、アメリカ史観の強いフィリピンの歴史観だと、
独立記念日はあくまでもスペイン統治時代に革命軍が独立宣言をした1898年6/12です。
その後の米比戦争やアメリカ統治はなかったことになってるわけです。
まさに歴史は勝者が書く、ってやつですね。おそろしや。

まあ、そんな意地悪なことを言っててもしょうがないので、とにかく明日は休日を楽しむことにします。晴れますように!
月曜日!小学生たちはきのう作ったホウキを持って元気に登校していきました。
ほとんどのクラスメイトが、買ったホウキや親に作ってもらったホウキを持ってくる中、
自分で作ったホウキを持って行くのはやっぱり誇らしいみたいですね。

さて、ホウキを持ってくるように、との指示は小学校からだけで、中学のほうはなかったので、
きのう中学生、主に女の子たちは何をしていたのかと言いますと…
料理の合間にずーっとスタッフの携帯での自撮りで盛り上がってました。女子ですねえ。

ざっくばらんで、あんまり女子っぽくないキャラだったジョイジョイが、夏休み明けで中学生になったら
一番キラキラしたキャラになっててびっくりです。これが中学デビューというやつでしょうか。(笑)
アルバートといい、ジョイジョイといい、夏休み中に実家で何があったのかというくらい雰囲気が変わりました。
よく手伝いもするし勉強もするいい部分は変わっていないので、この調子で明るいキャラになったらいいな、と思います。

中学生たちが「学生証用に写真を撮って!」と言ってきたので、白い壁をバックに1人ずつ撮影することに。
女子たちは自分から撮ってと言ってきたくせに鏡の前でキャイキャイやってて全然部屋から出てきません。
先にジェレミーとジェイエムの撮影を済ませ、待つこと15分、やっと出てきました。
もちろん撮影も何度も撮り直しさせられましたよ。(笑)

いやあ、何度も言いますが、今年度は本当に雰囲気が変わりました。
こうやって新しい子が入ってくることや、夏休みを経ることでこどもたちが成長し、
お互いに影響を与え合っていくのを見るのは本当に面白いです。
一度来たことのあるみなさん、ぜひまた遊びに来てみてくださいね。夏の滞在希望者、募集中ですよ!
今日も朝から男の子たちを連れてウラワへ!
でも今日は遊びじゃありません。
学校で必要なホウキを作るためにヤシの葉を取りに来たんですよ。

竹竿の先につけた鎌でヤシの枝を切り落とします。
この作業、コツも力も根気もいる大変な作業なんですが、リッキーBがすごい集中力でやってくれました。
うーん、まさに適材適所です。

HOJに戻ってこの作業のメインである「バゴス」開始です。
バゴスというのは「ヤシの葉の芯だけ取り出す」作業のことで、こんなピンポイントが単語があるくらいに
ビサイヤ語文化圏にとってヤシというのは無くてはならないものなんですよ。

みんな真面目に作業して、自分用のホウキが完成です!
10ペソくらいで市場で買えるものですけど、自分でつくったほうが大事にしますし、なんてったって楽しいですからね。

ホウキ作りを動画にしたのでぜひこちらもご覧ください。リッキーBの雄々しい姿が見れますよ。
途中でマンゴーの収穫でおおはしゃぎのこどもたちも必見です!
地元にある素材で自分たちのものを作って使って暮らす生活、これからも大切にしていきたいですね!