きのう大そうじを頑張ったので謹慎処分な子も恩赦!
さあ今日はみんなでウラワビーチに行こう…と思ったら朝からあいにくの土砂降り。
これはあきらめるしかないかな、と言ったらこどもたちが猛反対です。
「海で泳ぐんだから雨が降ってても一緒だよ」
「雨が降っても海の中のほうがあったかいって、前にコヤシンが言ってたじゃん」
「きのうあんなにそうじをがんばったのに!」
うーむ、そうだよな…、と説得されてしまい、雨天決行で海へ行くことにしました。
この半ばやけっぱちなハイテンション。実は嫌いじゃないです。
でも海に着いてみたらちょうど雨もあがって、賭けに勝った気分です。
しかもこの気圧なのか湿気なのかのおかげで、いつも以上にシャボン玉が割れにくく、素敵な感じです。
でも、それを「きれいだね」と眺めているような子たちではありません。
「片っ端からつぶせ!」と、バドミントンのラケットで大暴れです。
うん、これはこれでジェダイの修行みたいで楽しそうです。
小雨が降り始めてもこどもたちはどこ吹く風で海で遊びまくりです。
うお!ジェレミーが飛んでる!(笑)
ヤシの葉で雨やどりしながら浜辺でお昼ご飯。
こんなシーンはなかったはずなのに、なぜか「となりのトトロ」を連想したのは私だけですかね?
そして午後からは、フィリピンの昔ながらの遊びがなぜか自然発生的に始まりまして。
日本の「アルプス一万尺」「かごめかごめ」「とおりゃんせ」「だるまさんがころんだ」「綱引き」などに
どこか似ているようで、やっぱりフィリピン的な遊びが次々出てきて、私的には興味津々でした。
どんな遊びかは動画の後半でご覧ください!
雨の中で遊んだことが、何か非日常な雰囲気をかもしだして、
いつもと同じ場所なのに、いつもとは違った楽しい時間が流れた気がします。
たまにはこういう日曜日もいいですね!
今日は月に一度の大そうじの日です。ふだんのそうじでは手が届きにくいところを重点的にきれいにします。
今日は壁や床、タイルを磨くのが中心です。
いつも私がアップする写真が遊んでる姿ばかりなので誤解されがちですが、みんなすごく働き者なんですよ!
誰がどこの担当になるかは、普段のお行儀によります。
イタズラばかりしていた子は、トイレや排水溝のそうじでといった大変な仕事をこなせば、
ここで汚名返上とばかりに謹慎処分が軽くなるんです。
さあ、だれがどんな仕事をしたのかは動画でご覧ください!
天気が良かったので布団も干したんですが、ちょっと埃っぽい気がしたので、布団叩きをすることに。
でも、そういえばフィリピンで布団叩きをしている人を見たことがありません。
当然それ用の道具も売ってないので、何か代わりになるものないかな…と探したら、ちょうどいいのがありました。
思った以上に大きな音がするので迫力満点でこどもたちも大喜び!「次は僕にやらせて!」と大人気でした。
真面目にがんばったので午前中にそうじは終了。ビジターさんと遊ぶ楽しい自由時間のはじまりです。
滞在中のシュウイチさんは、脚本家、放送作家、演劇家、実演販売士、シャンソン歌手という多彩な経歴を持った人で、
さすが、こどもを楽しませる技をたくさん持っています。バルーンアートにはこどもたちが殺到!
初めてバルーンアートを見たリッキーBですが、教えてもらって犬が作れるようになって大喜び。
こんなに素直な笑顔を見せてくれたのは陸上大会優勝のとき以来でしょうか。
こどもが何かを成し遂げた瞬間に居合わせることができるのに勝る幸せはありません。
さあ、今日はみんなお手伝いも勉強もがんばったので、明日はたっぷり海で遊ぼうと思います!
2015年にみなさんからお金を集めて買ったこのジープ。
もともとパワステではないのでハンドルが重かったんですが、去年の後半くらいから、さらにさらに重くなってきまして、
カーブを曲がるのも一苦労、という状況だったので、この機会にパワステを装備することにしました。
年末あたりから集めはじめたパーツもようやくそろって、ようやく搭載完了!今日は試運転でした。
今までとのギャップで逆に事故らないように練習しなきゃ、とフィデルさんが大喜びですよ。
HOJの衛生環境向上プロジェクトとしてやっている「ゴミ収集」「排水溝の整備」ですが、
第三弾として「食堂に犬が入るのを防ぐ」というのをやりました。
食堂はセメントづくりで、日中はいちばんひんやりとしているので、
ここでダラダラ昼寝したい犬たちには申し訳ないんですが、やはり衛生環境の向上が優先です。
ワタシはこれからどこで昼寝すればいいんですか?という目で見つめてくるブラウニー。
どこか木の下にでも寝床を見つけておくれ。
ちなみに排水溝のほうは見た目にはもう完成しているんですが、まだ若干水の流れが滞る場所があるので、
少しずつセメントを盛ったり、逆に削ったりして流れがよくなるようにがんばってます。
猫って本当に塀の上を歩くものなんですね。HOJの敷地内に小さいながらも「塀の上」ができて猫は満足そうです。
さて、今日はサンロケ小学校の給食プロジェクトの様子を見に行きました。
イスラム教の子たちとキリスト教の子たちが、この学校では敢えて同じクラスの中で一緒に勉強しています。
こうやって仲良く子供時代をすごした経験があれば、
将来この子たち同士が争い合うようになる可能性はぐんと下がるに違いありません。すばらしい取り組みです。
最近のブログで何度も書いている通り、大雨が頻発しており、冠水や地滑りも多いため、
山のほうに住んでいる子は学校を休みがちとのことですが、さすが、給食の魔力はすごいです。
給食プロジェクトに選ばれている子たちの出席率は今週も100%!いやー、これは大きな成果です。
給食目当てでもいいから、経済的に貧しい子にこそ学校に通い続けて欲しいと思います。
給食プロジェクト、今後も持続可能な方法を考えていきたいです!