こんばんは。
皆様お久しぶりです。ナオキです。
実は12月初期に携帯電話を海に落として使えなくなっていました。
フィリピンで携帯電話を買ったのですがキーボードが英語の為、しばらくブログの更新が出来ませんでした。
ですが先日、父が遊びに来た際にパソコンを持ってきてくれて投稿出来る状態になりました。
海に行った際はくれぐれも携帯電話の扱いにお気を付けください!(笑)
今日は2月14日です。
2月14日といえば何の日でしょうか?
そう今日はバレンタインデーです。
日本とフィリピンではバレンタインデーの文化が異なり、日本では女性が男性にチョコレートやプレゼントをあげますが、フィリピンでは男性が女性にあげるのが文化となっています。
国によって全然違うのだなと感じました。
そして今日は大学生の友達から大学でイベントがあるから遊びに来て欲しいと言われたので参加してきました。
フィリピンの大学ではバレンタインデーにイベントをやって皆で祝う習慣があり、歌を歌ったり、ダンスをしたり、ミスコンをしたりとまるで文化祭のような雰囲気です。
まずは全校集会みたいに生徒が集まり、国歌斉唱や開会の言葉を言っていました。
ここまでは日本の雰囲気とそんなに変わらないなと思っていたのですが、ここからフィリピン独自の文化が垣間見えました。
次はクラスごとに合唱をしたりデュエットで歌ったりしていました。
この際に驚いたことがあって、フィリピン人はデュエットの時にはとにかく歓声が凄いのです。
しかも少人数じゃなく大勢で「ヒューヒュー」と言っていたり、ラッパを吹いていたりしていて、日本ではあまり見ない光景だなと感じました。
そして歌のプログラムが終わったらダンスの時間になりました。
コウスケがダンスと聞いてとても楽しみにしていましたが、民族衣装のようなものを着てゆっくりとした音楽でダンスを踊っていました。
とても上手く踊っていて見ている自分たちもとてもいい気分になりました。
自分とコウスケは、今日の為に予め用意しておいたチョコレートをハウスオブジョイの女の子達にあげました。
とても嬉しい子や中には恥ずかしがっている子もいて色々な表情を見ることが出来ました。
男の子も「お菓子食べたい」と言ってきたのですが、今日はバレンタインデーなのでダメです。(笑)
また別の機会にあげようと思います。
バレンタインデーのイベントに招待され、そこで文化の違いやフィリピン人の陽気な姿など普段見ることの出来ない様子を見ることが出来たのでとてもいい経験になりました。
明日のイベントも無事に成功すればいいなと思います。
ミンダナオ島に台風が直撃することが懸念されていましたが、
進路が北に逸れたようで、HOJ周辺の天気は晴れ。
注意報も取り下げられてこどもたちも普通に学校に行きました。
どうやらレイテ島、ボホール島、セブ島あたりに直撃したようです。
大きな被害が出ないことをお祈りください。

ジャンレを定期健診に連れて行き、リハビリの成果をお医者さんに診てもらいました。
だいぶ筋力が戻っていて、「よくがんばったね!」と褒められましたよ。
ただ、肘を曲げる方の動作は少しずつ良くなっているんですが、
ドアノブを回すような、肘をひねる動作がまだ固くて、今後も地道なリハビリが必要とのこと。
じっくり続けたいと思います。

病院から戻ると、アルジェが私の昼ごはん用に庭の野菜を収穫しておいてくれました。
ツルムラサキの葉っぱ8枚とオクラ1本とトウガラシ2つ。こういうのはうれしいですね!

ジェイエムがまたサッカーチームに選抜されました。
土曜には練習試合にキャプテンとして参加し、2得点をあげる活躍だったそうです。
公式戦に出られるように、なんとか書類の手配をしているところです。間に合いますように!

マークが粘土の才能がある、と数日前に書きましたが、いやいや、ほかの子たちも負けていません。
アルバートの作ったトリケラトプスもかなりの出来です。
これは、もっと大量に粘土を買ってくる必要がありそうですね。

今週末くらいから次々とビジターがやってきて、派手な日々が始まります。
今週中はこどもたちと、のんびりとした日常を楽しみたいと思います。
昨日マプティで撮った虫たちの写真がとても美しいのでぜひご覧ください。
まずは赤いイトトンボ。日本の似た腫に比べると、より顔が真っ赤なのが特徴的です。
ネットで探してみましたが同定はできず。トンボは種類が多すぎて大変です。

そしてお次は青いイトトンボ。ルリイトトンボだと思われますが、日本のものと比べてもより藍色の輝きが美しく、
まさに瑠璃色と呼ぶにふさわしい宝石のような姿です。

すべてジャンレが手づかみで捕まえています。
ちょいと悪さをして「遊んでいいけど泳いじゃダメ」という半謹慎状態だったので、
川に入らずに楽しむ方法としてジャンレが思いついたのが虫採りだったわけです。
怪我の功名…って言うんですかね、こういうのも。

最後に昨日も紹介した、タマヤスデ。
球体をつなげた数珠のような触覚で、まるで前方を手探りするように進む姿がなんとも滑稽で、
こういう虫は気持ち悪いと思われがちな中、みんなに「かわいい!」と言われてました。
ほんのちょっとのデザインの差が、大きな違いを生むんですね。因果なことです。

その典型例がこちら、エサキモンキツノカメムシです。
ハート模様がついているということで、嫌われ者のカメムシの中で、唯一人気者になっています。
日本でも夏になるとあちこちにいます。フィリピンにもいたのにびっくりしました。

実は虫や生き物の写真はまだまだいろいろあるんですが、
苦手な方もいるでしょうからここまでにしておきましょう。(笑)
今の時代は、見つけた魚や虫をすぐにインターネットで調べられるので本当に楽しいです。
ミンダナオ島には固有種もかなり多いらしく、ひょっとしたらまだ知られていない新種もいるかもしれません。
そういうのが好きな方もぜひHOJにお越しくださいね!