午後から学校に行くバドンは、午前中にお昼寝をします。
さっそく新ボランティアスタッフのナオキに「一緒にお昼寝しよう!」となついてます。
新しくもらった絵本の絵を見ながらバドンが自由にお話を作って聞かせてるんですが、
ビサイヤ語がまだわからないナオキにはチンプンカンプン。
それでも一緒に隣にいてくれるだけでバドンは大満足。こんな達成感のある寝顔、初めて見ましたよ。
そして今日は給食プロジェクトを視察に行ってきました。
この格好、配膳係の子たちだけがやるのかと思ったら、全員やることにしたようで。
なんか不思議だなあ、と思ったら、日本でも給食のときは全員この恰好だった、という人も結構いるんですね。
みなさんの学校はどうでしたか?
プロジェクトを支援してくれた方たちから集まったお金で、半日しか出なかった水が1日中出るように、
タンクを大きいものに新調し、水道工事を行いました。説明受けてもよくわからなかったんですが、
何はともあれ1日中水が出るようになりましたよ!
発育の早いリョクトウ(緑豆)は早くも実がいっぱいなっています。これはうれしいですね。
畑でできた野菜は給食プロジェクトに使うんですが、今日は記念にちょっとおすそ分けで
ウリと空心菜をいただきました。新鮮でおいしそうです!
HOJに戻って早速晩ごはんのおかずに。今日はちょうどHOJ卒業生で、大学で農学を勉強しているメイアンが来て
台所を手伝ってくれていたので、この野菜で何か美味しいものを作ってもらうことにしました。さあ、何ができるかな?
ちょっとまた天気の悪い日が続いてますが、農作物にはちょうどいいようです。
サンロケ小学校の給食プロジェクト、この調子で進めていきたいと思います!
新しいボランティアスタッフのお兄さんがやってきました。24歳のナオキくんです。
学校を卒業してからはなんと海上保安庁に入り、不審船を追いかけたりする仕事をしていたそうです。
高校ではラグビーをやっていたというから筋金入りの体育会系ですね。
力強く頼もしいお兄さんがやってきてこどもたちは大喜び!さっそくバドンとアルジェがひっついて離れません。
「HOJの生活のことをいろいろ教えてあげるんだよ」とアルジェに言ったら、
ものすごく張り切って掃除の仕方を教えてます。
「こういう葉っぱを拾って袋に入れるんだよ」「袋は手で持つんだよ」「葉っぱはあっちに捨てるんだよ」
「捨てに行くとき泥んこのところを歩くとコヤシンに怒られてマミーズハウスに上がれないんだよ」
…うん、よく教育されておる。(笑)
「忍者ごっこ」のやり方も教わってるようです。
こどもと一緒にこれをやってくれる人が来てくれて私も嬉しいです。
もちろん仕事らしい仕事も徐々に覚えてもらいます。今日はガガさんの買い出しにも付き添いました。
買い出し、薪ひろい、薪割り、掃除、洗濯、料理の手伝い、皿洗い、備品管理…覚えてもらうことはまだまだたくさんありますが、
まず第一は「こどもの名前」と「ビサイヤ語日常会話」ですね。
こどもたち、スタッフたちと一緒に過ごしていればビサイヤ語はあっという間に覚えるでしょう。がんばれ、ナオキ!
夏にちょっと体調を崩して、日本に検査を受けに一時帰国しているサユキさんも、
晴れてお医者さんにばっちり健康だとのお墨付きをもらったそうで、来週には戻ってきてくれます。
来月から私が日本に行く間は、2人で留守を守ってくれることになるので頼もしいです。
ミンダナオ島の治安もかなり良くなってきていますので、私がいない10月~11月の間もビジターは大歓迎です。
興味のある方はぜひご連絡くださいね!
日本の児童養護施設で長年働いているタマキさんが、HOJに遊びに来てくれています。
お土産にソーメンを持ってきてくれたので、「流しソーメンをやろう!」ということになりました。
以前流しソーメンをやったのは3年くらい前ですが、スタッフたちはとてもよく憶えていて、
「あー、あれか!」と言って、あっという間に竹を切ってきて準備が整っちゃいました。
アルチーとフィデルさんの優秀さに脱帽です。
ほとんどの子がこれは初めての経験で、みんな大喜び!
数少ない経験者であるジェレミーやジェイエムが先輩風を吹かせて
他の子たちに「こうやるんだぜ!」と教えている姿が印象的でした。
ポジション取りに失敗して下流になったのでなかなか麺が流れてこないリッキーB。
以前ならケンカしはじめるところでしたが、すっかり成長したリッキーBは、
「ここならゆっくり食べれるよ!」と一番下のザルにたまったのを食べてました。
ちなみにこの表情は、私の真似をしてワサビを入れすぎた結果です。(笑)
日本の麺類はズズズーっとすすって食べるのが一番ですが、海外、特に欧米ではあまり評判がよくないようで。
でもHOJの子たちにはそんな欧米のマナー感はないので「音を立ててすすって食べるとおいしいぞ!」と言ったら、
みんな真似して食べてました。そんな中、なにやらオリジナルな食べ方をしはじめたバドン。
うーん、それはどこの国のマナー的にもまずいかもしれんぞ。(笑)
流しソーメンの様子も動画にしたのでぜひご覧ください!
下流にソーメンが行かなかったのは誰のせいなのか、ぜひチェックしてくださいね。
いやー、面白かったですし、美味しいとこどもたちにも好評でした。
まあ、こどもたちはソーメンじゃお腹いっぱいにならないので、この後、普通にごはんを食べてましたけどね。
あー、これいつか、川でやりたいですね!