ミンダナオ島北部の町、マラウィにて、イスラム原理主義を標榜する武装勢力アブ・サヤフとマウテ・テログループによって
公共施設への同時放火などの攻撃があったことを受けて、大統領ドゥテルテがミンダナオ島全域に対し、
60日間の戒厳令(Martial Law)を敷くことを宣言しました。
武装勢力に対抗するために、軍と警察の権限を強め、国民の自由な移動を制限するわけですが、
安全確保のためを思えば仕方ないのかもしれません。
HOJのあるサンイシドロ市中心部では、長年に渡り、大きなテロ事件などは起きていませんし、
市長さんと反政府武装勢力の間でも定期的に話し合いがもたれ、治安が維持されています。
もちろん注意は必要ですが、とりあえず生活に支障はありませんのでみなさんご心配なく。
一刻も早く、ミンダナオ島の治安が回復し、みんなが安心して暮らせるようにみなさんお祈りください。
ずっと「お父さんと一緒に暮したい」と言っていたエミリー。
いろいろ事情があってそれが無理だったのでHOJにいたんですが、福祉局も一緒に家族と協議を重ねた結果、
近所に住んでいるお父さんに頻繁に会わせてもらえる条件で、お母さんと一緒に暮すことになりました!

エミリーがHOJからいなくなってしまうのは寂しい限りですが、本人の気持ちは最大限に尊重したいと思います。
ちゃんと学校に行けるように、お父さんにも会えるように、福祉局が近所の人とも協力して見守ってくれることになっています。
私たちももちろんHOJの娘の1人として見守り続けたいと思います。
そして、体調を集中管理できる個室に移らないと手術ができない、と言われているアルジェですが、なかなか個室に空きが出ません。
お医者さんと相談を重ねた結果、空きが出るまでいったん退院してもいいとの許可を得ることができました!良かったです!

さらに、専門の心理カウンセラーか実の親の支援が必要、と診断されて実家に戻っていたバドンが、
カウンセリングを続けるためにはHOJに戻ってきたほうがいいということになり、戻ってきました!いやー、一気ににぎやかになりましたよ!

約1か月ぶりにHOJに戻ってきたアルジェ。ぜんぜん久しぶりな気がしないくらい早速絶好調ですよ!

エミリーも、学校が始まる前の数日間を、HOJで過ごすために戻ってきています。おかえり!

HOJで暮らしていくことは、出会いと別れと再会の連続です。
正直、結構それで心にダメージを受けることも事実ですが、こちらから関係を切ったりしなければ、
離れて暮らすことになっても、絶対にまた会えるのも事実です。
これからもこうやってお互いに行き来して、関係を大事にしていきたいと思います。
みなさんも一緒に見守り続けてください。よろしくお願いします!
こんばんはダイキです!!
子どもたちもたくさん戻ってきたので楽しいことでいっぱいのHOJです!
まず昨日ですが、子どもたちと観覧車に乗りに行きました!
前回行ったとき、「ジャンジャンも絶対乗りたいだろうなあ」などなど、思ってしまったので、今回みんなと来れて本当に嬉しかったです!!
稚拙ながらショートムービーを作ったので、よかったら見てみてください!!
最近HOJに新しく増えた子どもは人間だけではありません!笑
HOJ内のニワトリ小屋のなかで、ヒヨコが誕生したのです!!
3匹生まれたのですが、次の日は2匹になっていました。。。
原因は、ヒヨコが自由に出入りできるくらい柵の隙間が広くて、脱走した時に猫に見つかって食べられたからだそう。。
ということで、たくましすぎる男性現地スタッフがさっそく小屋の改築を始めてくれました!
生活に不自由があるなら自分でなんとかしてみせる、って姿勢は自分も見習わなきゃなあなんて考えながらこの作業を見てました。
こっちでの生活は、いろいろ無いのに、なんでもあるように思えちゃう不思議さがあります。
たぶん、こうした姿勢が要因の一つだったりして、、とちょっとした発見をした気分になりました! 笑
子どもたちはというとレゴに夢中です!
ジェレミーはロボット、飛行機、ロケットなど自由自在にブロックをつなげていき、心底天才だと思いました・・・!
子どもたちの本日の作品がこちらです!!
自分も夢中になってマリオ作りました!笑
調べてみるとレゴの可能性は無限大で、レゴでティッシュケースやペン立て、スマホスタンドを作っている人もいるみたいです!
レゴで遊んでたと思ってたらいつの間にか鶏小屋作ってた、、、
なんて未来もそう遠くないのかもしれないですね!
子どもたちの成長が楽しみです!